学園祭のライオンハート
第一試合:メガ進化と新たな禁手の姿
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からないが勝つのはこちらだろう」
「それは分からないな。何せ一誠の所は、黒の駒によるステータス底上げしているしエクスカリバーを所持している。この勝負、勝つのは恐らく・・・・」
アザゼルはVIPルームにいるサーゼクスと確認していたが、どうやって仲間にしたかも不明だと言う。どうやって誘ったかは知らんが、京都周辺で起きた連合軍対英雄派構成員も俺らの仲間が倒して転送させたからな。一方フィールドでは、馬に乗ったベルーガと隣にいる祐斗がジークを睨み合っていた。
『私の愛馬であるアルトブラウの脚は神速であり、祐斗殿も神速の貴公子と呼ばれている。ジーク殿、いざ尋常に勝負願いたい』
『ならこちらも秘密兵器を投入しようか、来い!バシャーモ!』
モンスターボールから出てきたのは、『PMW』にいるバシャーモ。それもただのバシャーモじゃない、最近見つかった進化の事も。
『あの生き物は何ですか?アザゼル総督』
『俺も分かりませんが、一つ言える事はこの世界に存在しない生物です』
そりゃそうだろう。この世界には存在しないものだ、しかもあのバシャーモの特性は猛火ではない事を。審判が魔法陣を介してフィールドに現れて、両者の間に現れた。
『第一試合、開始してください』
ついに始まったが、バシャーモは自分で考えて技を出すのでジークからの指示無しで動ける。祐斗とベルーガはジーク狙いでいるが、二人の相手にバシャーモの力を見せる為に試合開始直後にメガ進化させる事にしたジーク。
『私の愛馬アルトブラウの速度と祐斗殿の速度が、貴殿に届くのか勝負ッ!』
『その前に僕はバシャーモを更なる進化状態にさせようか、行くぞ!』
バシャーモが持っていた持ち物、バシャーモナイトとジークが手首にハメていたメガリングが共鳴。紫色の空間に閉じ込めたと思いきや、ヒビが出来て割れたら新たな姿を見せた。その名はメガバシャーモで、最近発見した新たな進化。これはバトル中にのみ進化出来る事で、特性加速と一緒に速度が数倍アップする事になる。
『姿が変化したとしても、私と祐斗殿の姿は捉えきれないでしょ!』
『即席コンビだけど、勝ってみせるよ!』
青い馬が鳴いたと同時に姿を消したが、それは祐斗も同じ事だった。メガバシャーモとなった事で姿を消した祐斗とベルーガに向けて、神速を使い祐斗とベルーガを捉えたメガバシャーモはニトロチャージで更に速度を上げた。
『な!私達よりも速度を出せるだと!?』
『だが剣を持たない者に用は無い僕達だ!』
確かに剣を抜いていないジークであるが、メガバシャーモは炎で剣を弾く事で気配を感じ取り拳で相手を倒そうとしていた。鳴り響く金属音だが、流石にあちら側は神速過ぎて見えていない様子だ。
高速で仕掛けるが、二対
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