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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
学園祭のライオンハート
第一試合:メガ進化と新たな禁手の姿
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選ばれたのはグレモリー側からは神速の貴公子!木場祐斗選手です!リアス姫のナイトが登場です!』

「「「「「キャァァァァァァァァァァァァァァァッ!木場きゅぅぅぅぅぅんっ!」」」」」

実況に煽られて、観客の女性達が黄色い歓声を上げたのだった。マジで大人気なのは知っているが、まさかここまでとはな。イケメン王子だからか、一人だけ良いポジションにいるが即席コンビとして組む事になったバアル側からは甲冑騎士が馬を歩かせて兜のマスクを上げて顔を見せた。それも祐斗と隣にいるが、本来なら自分で言うはずが今回コンビを組むので実況が紹介した。

『そしてバアル側からは青ざめた馬に乗る剣士、ベルーガ・フールカス選手です!アザゼル総督、あの青白い炎に包まれた馬の事ですが』

『・・・・「青ざめた馬(ベイル・ホース)」は地獄の最下層であるコキュートスの深部に生息する高位の魔物ですな。名立たる悪魔や死神が跨るものとして語り継がれているが、死と破滅を呼ぶ馬とも言われています。乗りこなすのは容易じゃなく、気性が荒いので気に入らない者なら主でさえ蹴り殺すとされています。それより俺が気になるのは仮面とローブを付けている選手だ』

『一応自己紹介するけど、僕はリアス・グレモリー様の「騎士」木場祐斗です。どうぞよろしくお願いします、と言いたい所だけどそろそろ正体を明かしてくれないかな?』

『こちらは名高き聖魔剣の木場祐斗殿とコンビを組む事に光栄ですが、確かにその通りで今度は貴方の自己紹介をして下さい。剣士同士素性を隠さずに姿を現しなさい!』

剣士冥利に尽きるが、早速聖魔剣と『青ざめた馬(ベイル・ホース)』に乗る甲冑騎士の紹介が終えた事で今度はこちら側となった。ジークは仮面とローブを脱いだら、歓声が上がるがそれも恐怖や畏怖な声だった。

『僕の名前はジーク。北欧神話に登場するシグルドの末裔で、元『禍の団』英雄派だが現在黒神眷属に忠誠を誓った者だ』

『アザゼル総督、ジーク選手は元『禍の団』英雄派の者と言ってますが本当でしょうか?』

『あれは本物ですね。京都の時に他本家に転送したと聞いたが、まさか本当に仲間にしただと!』

一方あちら側の陣地では大慌てだったが、何せ今まで敵だった者が黒神眷属の仲間になってるだ何てね。バアルとグレモリーの両方が慌てていたのだったし、陣地からでも分かるオーラが危険だと察したサイラオーグだった。

「おいおいマジか!何故あそこに『禍の団』英雄派のジークフリートがいるんだ?」

「私も分からないわ!どうしてテロリストを仲間に入れたのかしらね、しかもジークフリートは魔剣使いで有名だからこの試合どうなるか見物よ」

「今確認したが、サーゼクス様がいるVIPルームもとても慌てているそうだ。だがいくら何でも二対一だ、勝敗は分
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