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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
学園祭のライオンハート
第一試合:メガ進化と新たな禁手の姿
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特性加速を持ったバシャーモだと知るとリングを手首にハメてから準備態勢を取る。一方あちら側は最初に出す者に関して読んでいるのだと両『王』が言っていた。『騎士』同士でバアル側はベルーガ・フールカスで、グレモリー側は祐斗を出してくるのだとね。

「あちらは最初から騎士を出してくるでしょうね。それもこちらは祐斗でサイラオーグの所はベルーガでしょうね」

「どうしてですか?」

アーシアが聞くと祐斗が答えるが、指を立てて三を示していた。

「三が出た以上、こちらが出せる選手は四名。『騎士』の僕とゼノヴィアとベルーガとリーバン、『僧侶』のアーシアさんとギャスパー君とコリアナさん。サポートタイプである『僧侶』を初っ端から単独で出せるはずも無いからね。特にアーシアさんとギャスパー君は、元々前衛になる戦士と組んでこそ真価を発揮する後衛タイプとなっている。ダイスの合計数字が六以上から出すべきメンバーとなるから・・・・」

「そうなると自動的にこちらの『騎士』を出す事しか出来ない、か。確かにそうだが、黒神眷属がどう言う風に戦うかは分かっていない。知っているとしたらアーサーが持つ聖剣が二本と二刀流使いだと言う事だけで、パワーとテクニック両方を備えている剣士がいる。それにゼノヴィアはパワータイプの『騎士』と知っている以上、ハメ技を貰うリスクが高いからか」

「・・・・無傷で勝利は難しいだろうが、テクニックタイプに後れを取るつもりはないぞ」

ゼノヴィアが頷いたが、自信満々は止そうぜ。勝ち負け関係なくこちらはエクス・デュランダルの仕様を知っている訳だから、どういう戦法で来るかは相手次第だな。それを後々取っておいてから中盤(ミドルゲーム)での激闘、力を晒すならそことなり初手では勿体無いから自動的に祐斗とベルーガとなる。手の内を知っていて、臨機応変に戦える能力はゼノヴィアよりも上。

「あちらは誰が出るか決まったのか?」

「決まったようだ・・・・両方とも『騎士』でベルーガ・フールカスと木場祐斗となった。バアルの『騎士』は、馬を司る一族出身で「青ざめた馬」アルトブラウを駆る甲冑騎士で武器は円錐形のランスを使う。グレモリーの『騎士』は、聖魔剣を使う事と後天的だが聖剣創造を持っているので新たな禁手による方法で来る可能性が高い」

「なるほど・・・・戦い甲斐がありますが、僕の魔帝剣グラムと魔剣四本とエクスカリバーを持つ者にとって相手は嫌がるだろうな。『龍の手』は禁手無しでも背中に四本生えるようになったからな。聖魔剣の新技も楽しみだが、今は僕らの初陣に関して驚いてもらいたいな」

「俺らの狙いは最初からそこだからな?ジーク、思いっきり戦って来るんだな」

聖魔剣の新技にゼノヴィアのデュランダル砲はチャージ時間もあるから、高速で放たれたり阻止されたり避
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