第三十七話 河合中佐!ラジコンは芸術!!その十七
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「あの二人ならな」
「絶対にやってくれるぜ」
「完璧なラジコン造ってな」
「あの屑共に勝ってくれるぜ」
「ジャスティスカイザーにな」
「戦車も確かに凄いけれどな」
戦車もロマンだ、ラジコンマニア達も戦車自体は批判しない。
しかしだ、その戦車のラジコンを造る二人はというと。
「戦車が汚れるだろ」
「御前等は適当にロボットナベツネでも造ってろ」
「作者は巨人関係は速攻でぶっ壊すからな」
何故そうするのか、作者が巨人をこの世で一番嫌っているからだ。
「だからそれ造って負けろよ」
「ナベツネ人形のラジコンな」
「それでさっさと負けろ」
「今度こそ負けろ」
「それでこの作品の連載も終わりだ」
「次回から新連載だぜ」
こう口々に言う、しかし。
二人はラジコンを造りつつだった、懐からあるものを取り出した。それは一体何であったかというと。
曇りガラスだった、六十センチ四方の。その曇りガラスに。
先が尖った石を立ててキキキ、と切り傷を入れる。すると生理的に嫌悪感を生じさせずにはいられない音が自然公園の中に響いた。
その不快極まる音を聞いてだ、マニア達は耳を抑えて叫んだ。
「くっ、そう来たか!」
「今度は曇りガラスに先が尖った石攻撃か!」
「それはテロだろ!」
「やったらいけない攻撃だろ!」
「俺達は暴力は振るわねえ!」
「しかし嫌がらせはするぜ!」
自分より力が弱い相手にはそうしないのだ。
「どうだ、この攻撃!」
「最高に堪えるだろ!」
「俺達は特殊イヤーだから平気だけれどな!」
「普通の人間には堪えられないぜ!」
その強烈な音波攻撃にはだ。
「それが嫌なら黙れ!」
「黙らないとまたやるぞ!」
「ちなみにこの攻撃をしながらもラジコンは造ってるぜ!」
「俺達ならこれ位何ともないぜ!」
手はそれぞれ二本づつしかないがだ。
「ファミコンロッキーみたいに阿修羅乱れで動かせるからな」
「それも光速でな」
「だから俺達は同時に幾つものことが出来るんだよ」
「他の嫌がらせだって出来るぜ」
言いながらマイクを小指を立てた状態で握ってみせている。
「見ろ、この小指を立てた状態で猥褻な歌を歌うぜ」
「昔姉ちゃんと寝た時に、とかな」
「あとここに某国の祈祷師二百人位呼ぶぞ」
「仏像返せって抗議したら勝手に来た人達をな」
友達百人ではなく祈祷師二百人だったのだ。
「作者も百人じゃないのかって呆れた話だぜ」
「その二百人の祈祷師も呼ぶぞ」
「あと手前等の家の前にその某国のデモ集団呼ぶぞ」
「あの史上最狂最悪のな」
某国首都の日本大使館前参照。金色夜叉の像の様に全くの架空の存在である従軍慰安婦とやらの像がある国のだ。
「蜂刺されデモとか旗食いデモとかすげえぞ」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ