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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生  【リメイク】
原作編
抽選会です!潜入ではありません!
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の意見が合致したところで、

「黒森峰も品のない学校だと思いませんか?」

「そうですね、他校にあんな態度。ありえませんね」

技と聞こえるように声を出す私とはやに、注目が集まっていた。それに、私たちがなにか言われる確率は低い。なぜかと言うと、私たちが今来ている制服は白河女子高の制服だからである。格上相手に変な態度とるほどの愚かな人はあまりいないしね。

「誰かと思ったら、去年私たちに負けた白河の隊長さんですか、私たちの問題に口を挟まないでもらえます?」

わざと負けたことを強調しているが、私たちにそんな挑発は通用しない。そんなの通用するのはもっと格下の学校だけだよ。

「全く、どこの名家の次女は、お馬鹿さんばっかりなのね」

お馬鹿ねぇ。それなら今のあなたはなんなのかしら?そのお馬鹿よりも愚かな大馬鹿にしか見えないですよ。

「ちょっとこっち来いよ」

そしてはやを怒らせるなんて、めんどくさいったらありゃしないね。でもさすがに不味くなったときに止めればいいかな。

「梨華を罵倒するなんて許せない」

はぁ、本当にめんどくさい。どうしてこうなるんだか。理由を教えてほしいよ。

「二人ともやめなさい」

「隊長」
「まほさん」

ここであなたが止めますか。まあ、いいでしょう。私も喧嘩なんて見たくなかったわけだし。それに、こんなところで問題を起こされて迷惑かれたくもないし。
頭に血が上っているはやを見ながら梨華は考えていた。

「梨華。少し話がしたい」

「いやです」

「そう言うな」

梨華はまほに首もとを捕まれて、奥に連れていかれてしまった。その様子を黙ってみているしかない二人はお互いに見つめあい、短くため息をするのだった。
そして奥につれてこられた梨華は、

「まほさん、何のようだか説明していただけるんですよね?」

「もちろん」

めんどくさくなってきてしまった。そもそもこんな日に来なくても良かったのではないだろうか。私は公開していました。

「みほのもとで戦車を動かすのはたのしい?」

えっ?いまなんて?私はこの人になんにもいってないはずなのになぜ?そもそもこの事を知っているのは白河のみんなと大洗、お母様方だけのはず。どこで情報を仕入れたの?

「やっぱり。今の梨華からは去年の覇気が感じられない」

「おっしゃる通りで、私は今、大洗にいます。」

騙しきるのは無理なので私は白状しました。でもこのままで終わらせる気もありませんので、

「まほさん。この事は他言無用でお願いしますよ」

私たちのことが他校に公になれば、戦略的に生まれる隙が減り、大洗が不利になる。それだけは避けなければならない。

「後悔は?」

そんなの決まってる!
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