学園祭のライオンハート
選手入場からのゲームスタート前×特殊ルールやその他の説明
[9/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
イラオーグは若手悪魔ではナンバー1と滅殺姫リアスでこちらは創造神だからかな。評価は高い同士であるが、こちらとしてはそれに値する力を持っていると知っているからな。
「俺らの評価もそうだが、兵藤の評価は予想通りとなった。例え十二が出ても『王』は最後だろうな」
「そうね。私達の評価が高いのも今までの賜物だと思うし、一誠と一緒に活動していた面もあるけど序盤から出ないでしょうね」
「どうしてですか?」
「例え勝利したとしても場合によっては評判が少し落ちてしまうのさ。ワンマンチームは余り評価されないけど、ゲームでは眷属の力をフルに活用されているからこそ評価される。『王』自身のワンマンショー進行だったら、冥界メディアも黙ってないし『王』の将来自体が危ぶまれる事になる。生中継もあり、これだけの観客を目の前にしてそんな事をすれば評判はたちまち下がる」
『それともう一つのルールで、同じ選手を連続で出す訳には行きませんが「王」も同様です』
まあ確かにね。あちら側の言い分は合っているし、いきなり序盤から出さないからな。戦闘狂はいるが、それは俺も同じでありあちら側にとっては未知なる戦いとなるだろう。
「最初の12が出ても一誠は出てこないでしょうね。彼の性格上、眷属の力を把握しているし冷静にこちら側を見ているでしょうね。この為に私達も厳しいトレーニングしてきたけれど、それはサイラオーグもそうだと思うわ。でもね、一誠は必ず最後の方に出てくると思うから今は相手側の未知なる力を見せてほしいわね」
「まあ俺だってバトルマニアであるが、仮面とローブをしている奴は特に警戒した方がいい。それとそちらの回復要員を単独で出さない方がいい、まず狙うとしたら回復役だろうさ。ここに残ってもらい、勝って帰ってきた者を回復する役に回した方がいいだろうな。いくらフェニックスの涙があっても、あちら側がどう対処してくるかは分からん」
「それもそうだからアーシアはここに残ってもらって、帰ってきた者の回復をお願いするわ。これも立派なゲームでの役目よ『なお特別ルールとして、アーシア選手の回復を飛ばす回数を設けます。一度の戦闘で最大二回までなら、陣地から飛ばしても構わないと兵藤様が仰っておりました』一誠も粋な事をしてくれるわね、と言う事で前線で戦っている者から回復指示が来たら飛ばす事よ」
「はい、お姉様。私は皆様の指示がありましたら、いつでも回復を飛ばしますので言って下さいね」
『勿論!』
と言う事で今回タッグなので、互いを名前で呼び捨てと言う事となった。アーシアの激励にここにいる全員が声を合わせた事で、勝率を上げる為なのか心を一つにしていっている。戦闘要員は互いにいるが、こちらにとって一人で出場する方だろうな。
『さ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ