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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
学園祭のライオンハート
選手入場からのゲームスタート前×特殊ルールやその他の説明
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ールは、レーティングゲームのメジャー競技の一つ!「ダイス・フィギュア」です!』

ダイス・フィギュアか、代表的なルールだな。あちら側もこちら側も聞き慣れない単語に首を傾げているが、俺的にはルールの一つだと頭に入っている。それを説明する為を省くのか、司会者から説明してくれた。

『ご存じで無い方の為に改めてダイス・フィギュアのルールをご説明致します!使用されるダイスは通常のダイス同様六面、一から六までの目が振られております!それを振る事によって、試合に出せる手持ちが決まるのです!人間界のチェスには駒の価値というものがございます!これを基準として「兵士」の価値を一とした上での活躍度合いを数値化した物。冥界のレーティングゲーム、「悪魔の駒」でもその価値基準は一定の目安とされておりますね!勿論、眷属の方が潜在能力以上の力を発揮して価値基準を超越したり、駒自体にアジュカ・ベルゼブブ様の隠し要素が盛り込まれていたりして想定以上の部分も多々あります!しかし今回のルールでは、その価値基準に準じた物で執り行います!』

「一応言っとくけど、本格的なレーティングゲームにはいくつも特殊なルールがあるからね。僕達のやってきたのは比較的プレーンなルールのゲームだけど、今回みたいにダイスを使ったりフィールド中に設置された数多くの旗を奪い合う『スクランブル・フラッグ』と言うルールもあるのさ。ダイス・フィギュアはダイスを使った代表的なゲームだけど、一誠君達にとっては特殊ルールがあっても関係ないかもしれないね」

「まあそうだな。いくら回復要員であるアーシアがいたとしても、あちら側はそれ以上の力と防御を持っている」

「今回俺達には神器使いも多いから、バアル眷属とグレモリー眷属は神器を使うが禁手使いは今の所木場祐斗しかいないだろう」

「こちらにとって『兵士』がいない為、補えましたが問題はあちら側がどう出るですね」

バアル側の神器所有者は『魔眼の生む枷(グラヴィティ・ジェイル)』と『異能の棺(トリック・バニッシュ)』だが未確認情報だと神滅具を持っているとの事だ。グレモリー側は『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』に『魔剣創造(ソード・バース)』&『聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)』と『停止世界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー)』だ。

「こちら側の神器使いはいるが、神滅具と神器のオンパレードだ。それにあちら側はまだ知らんだろうな、神滅具が二つではなく四つだと言う事をな」

「そう言う事だが、駒価値は今から言うので頭に叩き込んでくれ。『騎士』3『僧侶』3『戦車』5で『女王』は9となっている。だがこちらの駒は、『悪魔の駒』を参考に創った黒の駒。一個一個が全て『変異の駒』レベルだが、そこまで知らんだろうな」

「例えば6が出れば『騎士』か『
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