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ドリトル先生の水族館
第十一幕その十一
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「そう思わない?」
「言っている意味がわからないけれど」
 首を傾げさせてです、先生は皆に尋ねました。
「それは」
「いや、だから」
「そこはね」
「先生もね」
「こうしたところがね」
「よくわからないけれどね」
 よく、どころか全くわかっていない先生です、しかもわかっていないということにさえ気付いていないのです。
「とにかく日笠さんとはね」
「これからもだね」
「お友達としてなんだね」
「お付き合いしていく」
「そうするのね」
「そのつもりだけれどね」
「だからね」
「それがね」
「先生は」
「困るんだけれど」
「困るのかな」
 先生は全くわかっていないままです、ですが。
 スパゲティを食べてでした、またグソクムシさん達のところに向かうのでした。やれやれと思う皆と一緒に。
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