宇宙編
レーモ7攻略編
第10話 嵐の宇宙
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ッグに分かれた。
敵機はデルタガンダムに向かい、射撃を向ける。
レギーナは直進しながら主砲を躱し、ブリッジへゼロ距離でビーム砲を放った。
爆発の光を背に、フランに銃を向けるガザCを溶断し、その前にいるガルスjにビームライフルを叩き込む。
「フラン??」
ガザCの射撃を盾で弾き、ライフルの光軸が貫く。
直後に光を引いて金色の機体が爆発の円から脱出した。
「もう一機は??」
レギーナの背後から切りにかかるガルスj。
しかしレギーナはすぅと手を後ろに伸ばし、あっさりとサーベルを形成した手でコクピットを貫いた。
まるで後ろにも目があるかの様に。
「ふぅ、これだけやりゃ充分か?」
一息ついて、落ち着いたようだ。
「いえ、まだイーグル隊が孤立状態です。ルシオン少尉、支援に向かいましょう。」
「あ、ああ…」
普段からは考えられないほど冷徹な口調の彼女。
終わってみれば、MS九機、戦艦一隻を三機で撃破するという獅子奮迅の活躍だ。
パイロットスーツの下に大量の汗を感じ、自分でも驚く。
操縦桿を握りなおし、機体を翻した。
「まだ、戦う…」
自分の意思とするべきことが果たして一致しているのか。
妙な感覚を覚えつつ、機体を動かす手には震えが消えていた。
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