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伝説のトレーナーと才色兼備のジムリーダーが行く全国周遊譚
第十二話(中) 王国の終焉
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には『一身上の都合により、ポケモン研究会会長及びタマムシ大学教授の職を辞することとした』とだけ書かれており研究会はたちまち大波乱となった。
しかし、まさかオーキドがエンジュ騒乱に加担していると疑う者は一人としておらず、新会長はシンオウのナナカマド博士に決まりどうにか片付いた。リーグ側はオーキドの関与を警察やマスコミに対して声高に主張したが、肝心の証拠が戦災、もしくは故意に破棄されたり持ち去られていたため一つもなかった。ここで例の死体でもあれば決定的な証拠に成りえたのだろうが、死体は先述の通り海の藻屑となった。
こうなったらと副理事長のシロナはワタルに対し例の意見書の公開を求めたが、やはり状況証拠に留まっているため確信を得ることはできないとして断念。
エンジュ騒乱は結局ロケット団のみの犯行と断定され、取り残された数百名ほどの団員を逮捕して警察は捜査を打ち切り。ちなみにその中にはマツバを殺害した実行犯もおり、この時逮捕された者の中では一番重い死刑の判決が下された。オーキド博士の行方は誰も知る者がいなかった。
そしてサカキと四名の幹部は内乱の首謀及び重大な関与をしているということで国際指名手配されることとなった。他の団員たちもポケモン愛護法違反や器物損壊罪、逮捕監禁罪、破壊活動防止法違反などで次々と同様の手続きが行われた。
こうして、戦禍は過ぎ去り、いつもの日常がもどってきたのだ。
―第十二話(中) 王国の終焉 終―
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