第五章
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「広く知られて常識になりますと」
「悪魔としてはです」
「面白くありませんね」
「まことにな」
アスモデウスはぼやいた、そうしてだった。
彼は領地の政治に召喚を受けての仕事もした、どうにも面白くないものを感じながら。そしてぼやき続けるのだった。
「悪を悪として認められたいな」
「はい、悪魔としては」
「そうでなくては張り合いがないですね」
家臣達も彼と同じ顔で言う、悪魔として。
呼んで欲しくない者 完
2015・9・23
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