第一章
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。
結婚を承諾した、だがその相手は。
「ラッサーム家ですか」
「あの家の令嬢だ」
カシムは己の席に座ったまま己の前に立つ孫に告げた。
「あの家の家長と話をして決めた」
「ですが当家とあの家は」
「長い間な」
「それこそ我が国が出来る前よりです」
「オスマン=トルコの下にいた時からだな」
「いがみ合ってきて」
「今もだな」
とりあえず武力による衝突が少なくともサウジアラビアの中ではなくなったがだ。
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