5部分:第五章
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なかった」
「そういうことになりますね」
これが彼に話すことだった。
「じゃあまあ。撃たないってことで」
「あの虎はあのままにしておこう」
「ええ、そうしましょう」
こう話してだった。そのうえでだ。
マドールはライフルを背中に戻してそのうえでだ。その場を去った。ガイドもそれに続く。
池のところには水を飲むその白い虎がいた。その姿はあまりにも美しく。そこにいるだけでだ。芸術の世界をそこに作り出していた。
白い虎 完
2011・2・23
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