暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜5つの希望〜
Another30 裏切り
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衛星放送のリディプスの音声は全世界に告げていた。

マリノ「エックス達が裏切り者…!!?」

マッシモ「ふざけるなあっ!!」

アイリス「リディプス大佐…あなたという人は…っ!!」

アリア「あ、あの野郎…エックス君達に濡れ衣着せやがった…!!」

普段は滅多に怒ることがないアリアですら身体全体を震わせ、怒りに震えていた。

シナモン「そんな…酷いですよ!!エックスさんやアリア博士が裏切り者だなんて!!エックスさん達は今までギガンティスのために頑張ってきたのに…」

マリノ「お偉いさんにはそういうのは関係ないんだよ。自分の都合が悪くなったら例えそれが英雄だろうと、世界の問題解決に貢献した科学者でも簡単に切り捨てちまうんだ。」

アイリス「許せない…!!」

「全くだぜ、リディプスの野郎!!絶対に許さねえ!!」

「まさかリディプス大佐が僕達を裏切るなんてね」

「リディプスが、超フォースメタルを使って何かを企んでいるのは間違いない」

「こんな状況では、リディプスの元まで行って、簡単に話を聞けそうにないが…」

「でも、リディプス大佐を放っておけないよ!!行こうみんな!!」

マッシモ「ああ、分かってるさ!!エックス達の無念は…ん?」

「なあ、シナモン。何で泣いてんだ?」

シナモン「だってルナさん達が…あれ!?」

全員が振り返ると、少々のダメージは受けてはいるが、五体満足なエックス達の姿があった。

マッシモ「生きていたのか!?どうやってここまで来たんだ!?セントラルタワーの転送システムも吹っ飛んでしまったはず…」

エックス「ああ、飛んできたんだよ。俺にはサードアーマーのヴァリアブルエアダッシュとフォースアーマーのホバリングとファルコンアーマーのフリームーブ、アルティメットアーマーのジェットブースターとかの飛行手段があるから」

アクセル「僕にもホバーがあるし、万が一の時にはジェントラーとかマッドノーチラスやホーンドに変身すればいいし」

ルナ「俺はウェントスに変身すれば飛べるし、水中でもグラキエスなら速く移動出来るし」

ルイン「私はダブルジャンプとエアダッシュ、ダッシュダブルジャンプで来たよ」

ゼロ「羅刹旋か竜巻旋風脚を使えばどうとでもなる…あれくらいの距離、飛べるのは普通だろう」

ルイン「あれ?でもいつもより飛行距離長かったよゼロ」

アリア「ゼロ君、それ普通じゃないから」

余程のことでは動じないアリアですらツッコミを入れざるを得ない。

マリノ「あんたら全員とんでもない奴らだね。呆れて物が言えないよ」

ルイン「心配かけてごめんね。それじゃあ行こうよ」

アクセル「確か、この研究所の設備はまだ生きていたはず。ここ
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