Another30 裏切り
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エックス達とレジスタンスが無事に帰還した後、イプシロンを倒し、リベリオンを壊滅させたという報せは総督府からすぐにギガンティス全土に行き渡った。
アリア「本部に戻るのは3日後だよ」
エックス「え?」
アリア「エックス君達のダメージを調べた結果、アーマー、内部機関が酷い有り様でね。精密検査その他諸々で、本部に戻るのは3日後だとシグナス君達に伝えておいたから、リディプス大佐の飛行艇も3日後の早朝辺りに迎えに来るから、メンテナンスが終わったらギガンティスのみんなに挨拶でもしてきなよ。」
ルイン「アリア博士…」
アリアの気遣いにエックス達は笑みを浮かべる。
アリア「それじゃあみんな、メンテナンスをするからスリープモードに切り替えて」
全員【了解】
全員がスリープモードに切り替え、眠りについた。
ガウディル「ふうむ、ルインとルナは人間素体型レプリロイドじゃと聞いてはいたがこれは凄いのお。人間の肉体の性質を持っておるためか、体内のナノマシンによる自己修復能力を飛躍的に高めておるんじゃな」
アリア「そういうこと。アクセル君やエックス君やゼロ君みたいな自己治癒能力を持たない2人にとっては必須なのかもね……」
今まで酷いダメージを受けても助かったのは戦闘型レプリロイドの頑強なボディもそうだが、レプリロイドと人間の回復力が合わさったからだとも言える。
ガウディル「ルインとルナもそうじゃが、エックスもゼロもアクセルも、遥か昔の未知の技術で人間に造られたレプリロイドなんじゃな。わしもまだまだ人間から学ばねばならないことが沢山あるグワ」
アリア「そりゃあ、エックス君はライト博士の最高傑作でレプリロイドの始祖だし、ゼロ君やアクセル君もワイリー博士の最高傑作だしね…アクセル君はワイリーナンバーズかどうかは微妙だけどね。まあ、人間で言う従兄弟みたいなもんかな?」
ガウディル「グワッ!!?ゼロとアクセルがあの200年前に存在したマッドサイエンティスト、アルバート・W・ワイリーの最高傑作!!!?」
アリア「声がでかい」
モデルXに変身して拳骨を喰らわせるアリアを見て、ゼロの様子を見ていたアイリスは吹き出した。
ガウディル「グワワ…ッ…す、すまん…そ、それにしても不思議な物じゃな。本来ならエックスとは敵同士であるゼロとアクセルがエックスの親友、後輩として互いに支え合っておるとは……」
アイリス「3人は宿命を乗り越えたんですよ。今の3人はルインとルナと一緒に世界を守り続ける存在なんですから」
アリア「そだね」
ガウディル「そうじ
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