第1章:修正の始まり
第11話「修正の第一歩」
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。」
「その事に、二人は賛同しているのですか?」
今度は俺に対して質問してくる。
「..私も、秋十君も、賛同しています。確かに、女性ばかりのいるIS学園に行くのは、抵抗がありますが、命の危険がありますので。」
この後も些細な質問がいくつかあったが、特に何事もなく会見は終わった。
「...女尊男卑の人達が何か仕出かすと思ってましたけど、なにもありませんでしたね。」
「え?あー、それね。」
「....?」
会見後、秋十君の言葉に、俺が曖昧な感じで返す。
「.....え゛っ?」
「お疲れー、マドカちゃん、ユーリちゃん、クロエちゃん。」
秋十君がとある光景を見て絶句する。
なにせ、他の人達には見られない場所で女性が何人か縛られているんだからな。
「いきなり秋兄や桜さんを襲いにかかるなんて、バカみたいだね。」
「束様や桜さんの言うとおりでしたね。」
「...あれ?弱くないですか...?」
口々に感想を言う三人。...何気にユーリちゃんが一番ひどい事言ってるな。
「まぁ、事前に女尊男卑の奴らは来ると予想してたからな。三人に頼んで捕まえてもらった。」
「なるほど...。」
「皆お疲れー!はい、ウサちゃん飴!」
束(変装はそのまま)が三人に兎の形をした飴を渡している。
「...で、この人達はどうするんですか?」
「...警察行きだな。」
警察に送る前に色々と(束が)尋問するけど。
「直接襲ってきたという事は、ISの腕前は高くても、下っ端な場合があるからな...。後ろで手を引いている奴が聞きだせればいいが...。」
「まぁ、そんな簡単に行く訳ないけどねー。」
「だよなぁ...。」
俺と束が本気出せば簡単に分かるけど。...と言うか、女尊男卑の奴らを片っ端から潰してもいいんだけどな。
「...でも、下っ端なら、もっと強い人が出てくるんじゃ...。」
「あー、ユーリ?言っておくけど、今回の奴らって普通より操縦が上手いからね?」
ユーリちゃんが不安がって言うけど、マドカちゃんがそれを訂正する。
「....えっ?」
「あー...もしかして、自分の事を強くないって思ってる?」
「はい...会社でも、あまり勝てませんから...。」
ちなみにユーリちゃんは相性こそあるものの、会社内では一番弱いかもしれない。勝つ時は勝ちまくるんだけどな。
「...会社の操縦者全員が代表候補生並の強さでも?」
「......はい?」
「ユーリは見てなかったから知らないだろうけど、適当な代表候補生の戦闘映像でも見てみなよ。世界
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