【ソードアート・オンライン】編
113 こっちはこっちで一件落着
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掛けるだけで、また違う結果になっていたかもしれないのに…。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 《Teach》
「……で、何から話そうか…」
「ボクに聞いちゃうの、それ」
圏内事件≠ゥら数日経過したオフ──攻略が休みの日。ユーノと腹を据えて話そうと、ユーノを誘ってデート擬きに繰り出したは良いが、俺の目論見は早くも頓挫していた。……どう話を切り出していいか判らなくなってしまった──とも云える。
……ちなみにユーノとちゃんと向き合う理由になったアスナだが、先日の圏内事件≠フ後にめでたくキリトと交際することになったとか。今も甘々しい雰囲気を振り撒きながら迷宮区デートに勤しんでいるはずである。
閑話休題。
―……すっきりしたぁ。他人ならまだしも、自分を切開≠キるなんてマゾい行為だと思っていたが、意外とやってみるもんだな。……ありがとう、アスナ。ユーノとは俺も、もう少し真剣に向き合ってみるよ―
……そう、キリトとアスナに宣言したものの、どう切り出して良いか判らなくなっていた。
(……ま、どうにかなるか)
「あー、もう単刀直入に聞こう。……ユーノ、君は俺と現実世界≠ナ会った事はあるか? ……正直に言えば、会ってたとしても覚えてないかもしれない。……その場合は謝るよ」
「……現実世界≠ナは会った事は無いかな」
(現実世界≠ナは>氛氓? ……では=c?)
仕方ないのでユーノに投げ遣りにながら単刀直入に訊いてみれば、どうにも要領を得ない答えが返ってきた。……では>氛氓ニ云うことは、ユーノからしたら俺と他の違う場面で会っている可能性があるという事。
「……ちょっと待ってくれ、整理するから」
(……他の場面>氛氓セがそれはどこだ? 他の場面∞他の場面∞他の場面∞他の場面∞他の場面∞他の場面=c。……っ!? まさか…っ!?)
他の場面≠ノ──俺が今まで見てきたものや聞いてきたことに検索を掛けるととある想い出≠ヨと行き着いた。
―ボクの特典? 【烈火の炎】の八竜∞転生者の判別∞TS∞転生した真人君と同じくらいの年齢になれる≠とは、真人君が転生した世界に転生してもえるように>氛氓セったかなぁ。……なんでそんなに落ち込んでるの?―
在りし日の語らい。……俺にとっては有り得て欲しくない事≠セった。
「……まさか、円…なの、か…?」
「……うん。そうだよ真人君…」
しかしそれ≠思いついてしまった以上は、聞かずには居られなくて、ユーノの口少なな肯定は──ユーノの、その無慈悲なる現実を思い知らされる答えは、俺
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