暁 〜小説投稿サイト〜
M?R - メルヘヴン - 竜殺しの騎士
048話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ら猫は爆発的な加速でファントムへと迫りナイフで切りつける。だが服を切り裂くだけに終わってしまいう少し残念そうに猫は笑う。

「当たる瞬間に後ろへ下がったか!流石だ」

切り裂かれた服から見える謎の穴に気を取られるギンタ、だが直ぐに気持ちを切り替える。

「凄いよ、凄いよギンタ。戦いながらこんなに凄いガーディアンを創造出来るなんて、でも君が守ろうとしている世界は醜い!!クイーンに浄化されるべきなんだよ!!!!ファントムグラス!!!」
「バッボ!!元に戻って脱出しろ!!!」

再び鏡に閉じ込めるが元の姿に戻る事で脱出するバッボを回収するギンタは直ぐに構える。

「この世界全てが憎い……この世界は腐敗して臭い。浄化するんだ、浄化するんだ……浄化するんだ……!!!!」
「完全にディアナのマインドコントロールを受けている………かなり危険な状態ね」

次第に支離滅裂なっていく言葉、壊れた機械のように繰り返す浄化すると言う言葉。ディアナに思想に惹かれ個人と言う個性さえも塗りつぶされている。ファントムは既にディアナの傀儡だ。

「バブルランチャー!!!」

これ以上ファントムに動くチャンスを与えるのは危険だと判断したギンタはバブルランチャーを乱射。それをガードするように空間の壁のような物を展開し身を護るファントムだがギンタはそれに対抗する為に魔力を一転に集中させ巨大な一撃を形成し放った。

「ッ!!!!」

それは障壁ごとファントムを吹き飛ばす大爆発を起こし轟音を立てて炎上した。煙が次第にはれて粋ファントムの姿が露になる。そこにあったのはARMを繋ぎ合わせていた左腕が殆ど崩壊している姿であった。

「でもまだ終わりじゃない、僕の最強ガーディアンが2体も残っている。出でよ、Aレムレース!!!Dデットドラゴン!!!」

姿を現した黒い影のような悪魔とファヴニールほどではないが巨大な竜。ファントムの最強ガーディアンと言うだけ合ってかなりの魔力を感じる事が出来る。だがギンタとで最強のガーディアンを有している。

「ガーゴイル、決めるぞ!!!」
『グルルァアアァアアアアア!!!!!』

召喚された最強の悪魔は大地を揺るがる咆哮をあげながら目の前の巨大な竜へと組み付いた。巨体ゆえの怪力同士のぶつかり合い、ミシミシと互いの体がきしむ音と共に聞こえる跳躍の音。上を見ると巨大な悪魔が身軽な動きで襲い掛かってくる。

「行くぞ、ガーゴイル!!!」
『ガアアアアアアア!!!!』

更に魔力を放出しガーゴイルはそれを吸い上げ更なる力を発揮する。デッドドラゴンの巨体を持ち上げ思いっきり地面に叩きつけそのままレムレースへと投げつけた、吹き飛ぶ2体のガーディアンへ追撃の光線(ガーゴイル・レイ)が炸裂し最強のガーディアンと称された2
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ