第三十七話 河合中佐!ラジコンは芸術!!その十
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「九月中旬じゃない」
「おい、海開き昨日でか」
「もう秋かよ」
「時間飛び過ぎだろ」
「それも行ったり来たりな」
尚智と尚武もこの作品のこのことには怒って言う。
「一日で七月から九月に変わるなんてな」
「いい加減過ぎるだろ」
「その間どうなったんだ?」
「夏休みあっただろ」
「そんなの作者が気が向いたら次回にでもなるわよ」
その夏休みにというのだ。
「クリスマスかも知れないけれど」
「クリスマスって地獄かよ」
「バレンタインと並ぶ最悪の日だな」
彼女のいない男の多くにとってはだ。
「作者にとってはクリスマスものとバレンタインもの書くか、だけでな」
「後はケーキやチョコでワイン飲むだけだけれどな」
「作者基本酒だからな、そうした日は」
「別に何とも思わないんだよな」
実際にそうした感情しかない、クリスマスもバレンタインも。
「別にな」
「女の子と楽しむっていう考えないんだよな」
「あるのは食うこと」
「それで飲むことだけでな」
「だからあんた達は知らないけれど」
瞬も何でもない感じで言う、どっちの日についても。
「作者はそうした感じだからね」
「クリスマスもバレンタインもか」
「どっちの日もか」
「酒を飲む日」
「そして食う日なんだな」
「あと書く日ね」
十二月にクリスマスもの、二月にバレンタインものを投稿する。
「他に思うことないから」
「何かな」
「それはかえって寂しいか?」
「っていうか変わってるだろ」
「どっちの日もうした思い入れってな」
「そこは人それぞれでしょ、とにかくね」
また言う瞬だった。
「作者の気が向けばよ」
「それこそ何時でもか」
「クリスマスになったりするか」
「バレンタインにも」
「次の話にはか」
「そうよ、だから七月から一日で九月になってもね」
そうしたことはというのだ。
「気にしたら駄目よ」
「他の作品にはないことだな」
「季節が行ったり来たりするなんてな」
「それも一年の間にな」
「時空列滅茶苦茶過ぎるだろ」
「そうした作品だから、とにかくね」
「九月か、今は」
「秋なんだな」
二人もここで遂に現実を認めた、というか受け入れるしかなかった。
「それで青山町公園もシーズン」
「そこでラジコン勝負か」
「ラジコンボーイになるか」
「昔懐かしコロコロコミックの漫画だな」
「そうなったからね、宜しくね」
冷静に言う瞬だった、かくして今回の勝負のことは決まった。瞬は放課後に日帝衆の本部において西郷に二人に勝負のことを伝えたことを報告した。
そしてだ、西郷に強い声で誓った。
「では」
「今回で、ごわすな」
「終わらせます」
まさにというのだ。
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