Another29 イプシロンの最期
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りとだが敬礼した。
リディプス「それでは諸君、基地に戻っていたまえ」
リディプス大佐はエックス達の態度に満足したように頷くと、さっと踵を返した。
リディプス「すぐに迎えの飛行艇を来させよう」
これでギガンティスの戦い全てが終わったのだ。
エックスは複雑な表情を浮かべながらここから去っていくリディプス大佐の背中を見ていた。
いくら上司から賛辞を受けてもエックスの心は少しも晴れない。
シグナスや今は亡きケイン博士のようにエックスをよく知っている上司達なら、最後に慰めの言葉でもかけてくれたかもしれないが、付き合いが浅いリディプス大佐にそれを期待するべきではないだろう。
ルイン「エックス…お疲れ様」
エックスの隣で、損傷のせいでぎこちないが背中を優しく叩くルインにエックスも微笑を返す。
エックス「(しかし…ミサイルの弾頭に使われていた超フォースメタルはどこに消えたんだろうか…?)」
イプシロンやスカーフェイスの発言から考えると、イプシロン達は自分達がミサイルの超フォースメタルを回収したと思いこんでいたようだ。
ならばミサイルの弾頭の超フォースメタルを回収したのがリベリオンではないのならば、一体誰が超フォースメタルを回収したのか?
それがエックスの最大の疑問であった。
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