竜の魂 眠る場所
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にそう伝える。ここにあるドラゴンの骨は相当古いものだ。もしかしたら100年とか普通に越えているものもたくさんあるかもしれない。
「あ・・・」
するとウェンディがこの光景を見て何か思い付いたようだ。
「どうしたの?ウェンディ」
「ミルキーウェイ・・・ポーリュシカさんから教えてもらった滅竜奥義の1つなんだけど・・・」
3か月前に俺とウェンディがエドラスのグランディーネにあたるポーリュシカさんから与えられた滅竜奥義・・・それが一体この状況でなんだっていうんだろう?
「天の川へと続くドラゴンの魂の声を聞け・・・私てっきり攻撃系の魔法だと思ってたんですが・・・もしかしたらこのことなのかも」
「?」
イマイチウェンディが何を言いたいのかわからず首をかしげる。ウェンディの話を聞こうとナツさんたちも近くにやって来る。
「ミルキーウェイ、魂となったドラゴンの声を聞く魔法かもしれません」
「え!?」
「何?」
魂となったドラゴン・・・つまり死んじゃったドラゴンってことだよね?それを聞くって・・・
「それって・・・」
「ここにいるドラゴンの声が聞こえればここで何があったかわかるかもしれません。そしていなくなった私たちのドラゴンのことも」
ウェンディの言葉にナツさんとガジルさん、そして俺は顔を見合わせる。ヴァッサボーネに繋がるかもしれないドラゴンたちの声。それを聞くためにウェンディはポーリュシカさんから教わった滅竜奥義を発動させるための準備に取りかかった。
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