アリアドネの糸
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
!」
「「……!?」」
突然紡がれた言葉に私達は驚き、固まった。
『 『 』』
ありえない響き。
怪奇現象に慣れてきた脳が、一瞬理解を拒むほどの衝撃。
前後の言葉の繋がりから、それが指すのは、まさか。
だが。
もしもこれが真実なら、さっきの現象に説明がつく。
神々が、わざわざ非力な人間の中から勇者を選んだ理由も解る。
神々自身では、『 』を特性に持つレゾネクトには、絶対に、敵わない。
悪魔でも精獣でも……きっと、成体のゴールデンドラゴンでも殺せない。
だから、強い力を持たないからこそ、力に頼らない思考を持つ人間達に、頼らざるを得なかったんだ。
アルフリードさんは、勇者として正しくも、最後に間違えてしまった!
「やめ……っ ベゼドラぁあああ────!!」
「ロザ……!」
ロザリアさんの全身から、目を焼くほど眩しい薄い緑色の光が放たれる。
そして……
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ