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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico43知っても良し経験しても良し
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いように言っておくが家族としてだ。エリーゼと同じだよ。今の俺に恋愛なんてしている暇も余裕もない。でも、俺を慕ってくれる、想ってくれる女の子が居る。どうせ十数年もすれば居なくなるような男に、大切な恋をしている・・・。なんとか諦めてもらいたい。そして新しい恋を見つけて、幸せになってもらいたい。それが今の、ルシリオン・セインテスト・アースガルドとしての一番の願いだ」
今、アイリが抱きついてるマイスターは本物じゃないことはシュヴァリエル、そして後にリアンシェルトっていう“エグリゴリ”からも聞いた。本物のマイスターはアースガルドっていう世界に封印されていて、目の前のマイスターは魔力で肉体を構築された“テスタメント”なんだって。だから不老。でも枯渇すれば記憶を削って体が消滅しないようにする。記憶消失の原因がそれだった。
(記憶消失に関してはオーディンだった頃のマイスターから聞いてた。だけど、体が魔力で出来て枯渇しての云々はリアンシェルトから聞いたことだ)
シュヴァリエルから聞いてたマイスターの正体は、古代の英雄・アンスールで、ガーデンベルグって奴の呪いで不老になったってことだけだった。それよりも詳しいことを教えてくれたリアンシェルトは、バンへルドともシュヴァリエルともレーゼフェアとも違う雰囲気なんだよね。それに、アイリとリアンシェルトが話をしたこと全てを秘密にするようにも命令された。破ればマイスターが酷いことになるって。だから今もマイスターには言ってない。
「(今はそれでいい。アイリにも解らない真実に、マイスターは必ず辿り着くと信じてるから)・・・マイスター」
「ん?」
「えっと、お、おやすみ!」
「ああ、おやすみ、アイリ」
マイスターの背中から離れて布団の中に潜り込む。ちょこっとだけ布団から頭を出して、マイスターの背中を眺める。今は小さい背中だから余計に思う。支えになりたいって。
†††Sideアイリ⇒はやて†††
1月1日の元日、わたしらは去年と同じ愛染神社へとやって来て、「明けましておめでとう♪」合流したすずかちゃん達と挨拶をし合う。今年はみんな私服姿やけど、「はやてちゃん達はみんな着物なんだね♪」わたしら八神家はみんな揃って着物姿や。今日のお参りの為にリインは朝からアウトフレームでヴィータほどの身長になってる。
「リインとアイリがお初やからね。奮発して買うたんよ」
リインはシャマルとお揃いのミントグリーン色の生地、そんで撫子の花の柄。アイリは蒼色の生地、そんでコスモスの花の柄。リインとアイリがすずかちゃん達に見せるようにその場でクルっと一回転して、みんなが拍手を送るとリインは顔を赤くして照れて、アイリはドヤ顔で胸を張った
「それじゃあ・・・、去年みたくお参りをした後でおみくじ、そして屋
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