暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico43知っても良し経験しても良し
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
側に突き刺すと、「アイリ、俺の手袋を使え」ルシル君が手袋をアイリに手渡した。

「ありがとう♪ ・・・うん、なかなか」

ルシル君の手袋を木の枝の先に引っ掛けることで雪だるまの手は完成した。あとは顔を作るだけ。それに必要な枝は「ちょうど良い細さの見つけたよ」アリシアちゃんが用意済みだった。

「アリシアありがと! それじゃ・・・これで・・・」

アイリが雪だるまの表情を作るために、受け取った枝を引っ付けた。でも(???)こんな形だから「なんか変・・・」その出来に不満そう。だから「アイリ。こうすると良いよ」私が3本の枝の真ん中を折って曲げるっていう細工をちょこっとだけして(^v^)無表情から笑顔に変えてみる。

「なのは、すごい! とても可愛くなったよ♪」

アイリのキラキラな笑顔には「喜んでもらえて嬉しいよ♪」私も自然と笑顔になる。そして「完成だね♪」アイリが雪だるまの完成に満面の笑顔で万歳して喜んでるから、私たちも微笑ましくなって「おめでとう!」拍手や万歳で喜びを分かち合う。

「よし。写真だ、写真を撮ろう!」

ルシル君が携帯電話を構えて私たちに雪だるまの側に集まるように言った。リインとアイリが一番乗り気で、リインはその小さな体を活かして雪だるまの頭の上に立って、アイリは雪だるまのすぐ隣に並んでピースサイン。私たちはミニ雪だるまや雪ウサギ、雪ネコを手に持ってスタンバイ。

「はい、チーズ」

ルシル君が何枚か撮って、それからルシル君も写真に入るためにアリサちゃんが使用人の人を呼んで、ルシル君も一緒の写真を何枚も撮った。その後は雪遊びを一段落させてアリサちゃんのお部屋へ。淹れてもらったココアをみんなで飲みながら写真データを送信してもらう。

「――で、話を戻すんだけど。今の内に予定を立てておかない?」

「早朝はやめときたいなぁ。お参りの醍醐味の出店も開いてへんし」

「あ、あたしもパス。午前中はちょっと無理かも」

はやてちゃんとアリサちゃんがそう答えたことで自然と、集まるのは午後からで昼食抜きで、っていう計画が立った。集合場所は去年と違って現地集合。去年は“闇の書の欠片”事件もあって大晦日はアリサちゃんのお家に泊まったけど、今年は何の問題も起きないかもしれないからそれぞれのお家から現地へ向かうことにした。
それからお喋りで時間を過ごしていたら、夕食の準備が出来ました、って報せを貰った。

「よっし。それじゃダイニングに行きましょうか! 年に一度のクリスマスだから結構豪華にしてもらったわよ♪」

アリサちゃんに付いてダイニングに行くと、去年のすずかちゃんのお家で開いた時みたく複数の丸テーブルに料理が盛られた大皿が何枚も乗っていた、自分の受け皿に好きな料理をよそって食べるビュッフェスタイルだ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ