第28話 =休息、自己終了=
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「ふぁぁ…最近、攻略どうなってるのかな…」
俺がそう思ったのは、2週間前72層のボスが倒され73層へと続く階段が開いたからだ。正確にはその情報をもらったのだけれど。
さらに数日前、大体のマッピングはすでに終了しているらしいというのも聞いた。全部の情報源はアスナ、キリトのどちらかだけれど…
暴走中のアスナ、キリトが馬鹿みたいな日程でやっているのではなく聖竜連合とかKoBが競争みたいにどんどんやっているから今までと
は圧倒的に違いのある攻略スピードだろう。ギルドという立場のせいで一人走りできなくて本来よりか遅いのかもしれないけど。
ちなみに俺がユニークスキル持ちというのはそんなに騒がれなくなった。ギルド関係者しかあれ見てないから情報やとかも知らないし。
「そろそろ私たちも参加する?」
先に起きていて朝食と思われるパンを食べているユカがそういう。
ユカはこの前、元カレ事件でしばらくの間情緒不安定だったがその間サチ、リズ、シリカが付きっきりで慰めたりと男の俺じゃあどうし
ようもない事を看ていてくれたので70層ボス戦の直後にはすっかり元に戻っていた。
もうあの事件からもう2ヶ月と半分が経っている。…早いな。おい作者、何でこうなった?
【展開が何1つ思いつかないんですごめんなさい】
「謝ってどうする!?」
「…誰と話してるの…?」
どうやら変なのを受信していたらしく、なんでもないとは返したもののユカに心配されてしまった。
もう10月も近いな…
「あのさ、さっきの話だけど、今日行ってみるか?」
「そうね…サチたちの意見聞かなきゃわかんないけれど…」
一応、ギルドなのでギルドメンバー全員の了承は得ないとな。その了承を得たい2人はコラルの安売りしている店に言っているらしい。
どうして女子ってこういった安売り好きなんだろうな、安いのは俺も好きだけど。
「ねぇ、リクヤ。2人きりって…久しぶりじゃない?」
「…どうした、急に?」
ものすごい唐突なんですけど…言われてみればリズは朝早くから店に行ってて、サチとシリカはさっき行ったとおり安売りの店。今この
家にいるのは俺とユカの2人だけだ。
「2人きりっていうのも懐かしいな…もう10年ぶり位か…」
「…それだけ?」
「ほかに何があるんだよ」
「…幼馴染とはいえ女子と2人きりなのにこう…ドキドキとか…ないの?」
ドキドキといわれても…そんなこと感じたことないし。今までで言うなら恐怖とか…それだけか。
「…はぁ」
「何故にため息!?」
あ、なんか本当に可哀想な目で見られてる…
「話戻すわ…アンタって好きな子…いないの?」
「…たとえば?」
「たとえばって…いつでも一緒
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