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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
vinculum ελπι? 後編
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『そらそら……喋っている暇などないぞ? 』
引き続きスフィア・ビットを掃射し、エルグライアガンダムではなくアルカナムプリスティンとランスロットガンダムに向けて攻撃されているのが分かり、すぐにインフィニティブレイドで相殺する。
「ヒロヤ!僕達のことはいいから! 」
「君は彼をなんとかするんだ! 」
「うるっ……せぇぇぇぇぇっ!!! 」
第二波、三波、四波、五波と攻撃は続き、放ってくるスフィア・ビットの数も増えてきてインフィニティブレイドで相殺しきれなくなってきた。
『成る程な。先ほど俺の攻撃の仕組みを看破したお礼に、俺も貴様の攻撃の仕組みを看破してやろう』
エイジは攻撃の手を休めることもせず、そのまま言葉の続きを言ってきた。
『貴様の攻撃は確かに追尾も出来て便利ではあるが、それ故に剣の形も俺と違って統一され、一度に放てる数に限りがあるのだろう?今の攻撃の応酬でよく分かった』
ホロウ・デモリションガンダムがスフィア・ビットの攻撃を止めると、今度は全身のメガ粒子砲にエネルギーがチャージされていくのが見えた。
「っユウ!ヨシナ!動けるか!? 」
「まだ………動けそうにないかも」
「サオトメ君、君だけでも逃げるのだっ!」
「くっ…………」
『そしてもう一つ…………貴様は仲間を見捨てる事が出来んということだ!! 』
極大のメガ粒子砲がホロウ・デモリションガンダムから放たれた。回避すると後ろにいるアルカナムプリスティンとランスロットガンダムが撃墜されるのは必然だ。
「……………レゾナンス…」
「っヒロヤ!? 」
「止めるんだサオトメ君! 」
「グライシス!! 」
フィーディスクリーザーとフォルトゥナディクスにバスターソード級の粒子を纏わせ、インフィニティブレイドをエルグライアガンダムの周囲に展開して極大メガ粒子砲に備える。
『消えろっ!! 』
極大メガ粒子砲が直撃しようとしたところで二刀を降り下ろし、後ろにはインフィニティブレイドによる剣の壁を形成して吹っ飛ばされないようにした。
「……………っ! 」
極大メガ粒子砲を二刀で受けた瞬間、圧倒的威力により大きく後退りをし、先ほど形成した剣の壁に右足の踵がぶつかってしまった。
「今度こそ………俺が守るっ!! 」
インフィニティブレイドを展開し、更に剣の壁を厚く強固にしていく。それでも徐々に機体が押されていき、ついに背中も剣の壁に激突した。
「ぐぅぅ…………がっ! 」
剣の壁にヒビが入っていき、まるで最初から無かったかのように砕け散っていった。
「後少しだったのに……」
極大メガ粒子砲のほとんどは防いだものも最後の最後で踏み留まれず吹っ飛ばされてしまっ
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