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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
vinculum ελπι? 後編
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ろよ貴様らっ!! 』

スフィア・ビット、ディバインブレイザー、全身のメガ粒子砲や大型アームの有線式大型ファンネル・ビットで周囲を呑み込んでいった。

「えっ? 」

「しまっ!? 」

「くそっ! 」

エルグライアガンダムは倒れていたため回避行動が一足遅くなり、スフィア・ビットを数発被弾してしまった。
ホロウ・デモリションガンダムのすぐ近くにいたアルカナムプリスティンとランスロットガンダムは回避行動に移す前からかわせないと理解し、機体へのダメージを少しでも減らそうとしていた。

フィンファンネルでバリアを展開して盾で身構え、ヴァワチュール・リュミエールの光輪をアルカナムプリスティンに展開してビットでもビームシールドを展開する。

それでも距離が近すぎるためバリアやビームシールドはあっという間に突き破られ、ランスロットガンダムは盾で防ごうとするも受けきれず、粉々に盾は砕け散ってランスロットガンダムに直撃してしまう。
アルカナムプリスティンは光輪で防ぎきれなかった攻撃を七聖剣で斬り裂こうとするも、相手の攻撃の方が威力あり、そのまま七聖剣を弾かれ直撃してしまった。

「ぐっ…………」

ホロウ・デモリションガンダムの攻撃によりフィールドは砂煙に覆われ、砂煙が晴れると倒れている三機の姿が見えた。

「これは……」

「ヤバいかもね………しかもこのタイミングで…」

突如アルカナムプリスティンとランスロットガンダムの動きがぎこちなくなると、アルカナムプリスティンはドライグヘッドや各部の粒子と光の翼が消えて、ランスロットガンダムから焔が消えていた。

『万策尽きた…か…。下らん末路だな』

「まだ………終わってないぞ…」

フィーディスクリーザーとフォルトゥナディクスを地面に突き刺して立ち上がり、ホロウ・デモリションガンダムを見上げる。

『ちっ、相も変わらずしぶとい奴だ。だが、この状況をどうする気だ?現状、貴様一人しか動けぬというのに何が出来るというのだ? 』

「そんなの、やってみなきゃ分かんないだろ……」

『減らず口を………ならば、やってみせるがいい』

ホロウ・デモリションガンダムがエルグライアガンダムに背を向けると、倒れて動けないアルカナムプリスティンとランスロットガンダムの方を見る。

『さて…………では朽ちるがいい』

「!? 」

ホロウ・デモリションガンダムがなにかをするよりも早く二機の所へと向かおうとすると、スフィア・ビットが二機に向かって放たれる。

「インフィニティブレイド!! 」

インフィニティブレイドでスフィア・ビットを叩き落とし、なんとか二機の所までたどり着きホロウ・デモリションガンダムに立ちはだかる。

「テメェ………」


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