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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
それぞれの想い
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回る……」

「ふん。だらしないな。鍛練が足りてないんだ」

「あばばばばば…」

「や、やはり乗るじゃなかったですの…」

「うぷっ……」

「少しは安全運転をしてくれよ…」

「もうジェットコースターは怖くないわ…」

一人一人感想を言い、その様子から、いったいどれだけ命の危機を感じたかが見てとれた。

「てか何でお前達も来たんだ? 」

「何言ってやがんだサオトメ。俺達だって見届ける必要だってあるだろ? 」

「そうです。僕達は一緒に戦った仲間じゃないですか」

「そういうことや」

「…………そうか。じゃあ早速行こうぜ。これが最終決戦だ」





ーーー−−





「ヒロヤさん! 」

「リンヤ……それにクオンにジュンイチ。後は下がって任せてくれ」

俺はリンヤ達を一瞥すると、トウイやシノがリンヤ達の元へと向かい、ガンプラを持ってバトルシステムから離れていった。

「…………よう。また会ったな」

「最終決戦か〜。燃えてくるね! 」

「ここで終わらせてもらおう」

『……その声と顔は、あの時のゴミ共か。いったい何をしに来た? 』

フレユールガンダムのヴァニタスライフルから粒子が噴出され、次第にハイパーメガランチャーの砲頭へと形を変貌させた。

『言っとくが、今俺は虫の居所が悪い………早急に消え失せろ! 』

ヴァニタスライフルの引き金が引かれ、メガランチャー級の攻撃が俺達三機を呑み込もうとしていた。

「何しに来たかって………? 」

バックパックに装備されている鞘から黒い剣を引き抜き、そのまま粒子を纏わせて斬撃波を放つ。斬撃波はMAに匹敵するほどの巨大で、ヴァニタスライフルの攻撃を斬り裂いていった。

「お前を倒しに……止めに来たんだよ! 」

エルグライアガンダムはもう一つの剣を引き抜いて構える。

ケルサスガンダムエクシードの発展機で、カラーリングはいつもと違う赤色と白で統一されており、全身に青いクリアパーツがさらに増設されている。左肩にだけは円状の無色透明なクリアーパーツが取り付けられている。
バックパックはケルサスガンダムエクシードとほぼ変わらないが、右手用の赤黒い剣【フィーディスクリーザー】。左手用の青白い剣【フォルトゥナディクス】が納まっている鞘が二つ装備され、更にアームが二つ取り付けられX状で折り畳まれていた。

「そういうことだよ! 」

アルカナムプリスティンも同じくガンダムアルカナムの発展機で、ガンダムアルカナムを基本ベースにして、全身に巫女装束の千早(ちはや)の衣を纏っていた。肩部はむき出しの状態になっており、肩に装備されているステルスドラグーンに干渉しないようにされている。サ
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