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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
敗北者への問い
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達、キハラ達、サカキ、シライ、ニシヤマ、ミズノ、クラタ、イチノセ、ヒナタが大声で叫んだ。さすがにこの人数だと鼓膜に響くんだけど。

「大きく出たなサオトメ君」

「よく言った!サオトメ ヒロヤ! 」

「さっすがヒロヤだね! 」

「アハハハハ」

「……………」

一部は逆に俺の事を称賛してきたが、なんか馬鹿にされてるような気しかしないんだが気のせいだろうか?

「だがサオトメ君。それでどうするつもりだ?三人で奴を食い止められるのか? 」

ランさんは俺にそう聞いてきたが、もちろん止められる保証はない。

『やはりガンプラバトルは無駄に破壊を繰り返すものか……くだらないな』

バトル最中にアイツが言った言葉。その口振りからして、ガンプラバトルに対する何かの思いがあるのだろう。なら、もう答えは一つだ。

「食い止められるのか、じゃない。絶対に食い止めるんだ。それに下手に人数がいても、守っていたらやられる。けど、アイツは必ず倒す。シノの、トウイの、皆の仇を今度こそとる」

「…………そうか。では私はそろそろ捜査に戻る。健闘を祈っている」

ランさんは俺の答えを聞くと、そのままいちば模型店を出ていった。

「はあ………しょうがないわね本当に。けど、どうやってフレユールガンダムと戦うつもりなの? 」

「それについてはキハラが調べてたはずだろ? 」

「…どうやらもう決定事項のようか……まあなるようになれか。では、僕が調べたフレユールガンダムについて説明します」

そこからは、キハラがどこから出したのかA4の紙三枚を取り出した。

「調べた結果、フレユールガンダムは二代目メイジン・カワグチの製作したカテドラルガンダムの後続機だということが判明しました。しかし、フレユールガンダムは何者かの手により強奪され、それ以来行方が不明だったそうです」

「それであの膨大な粒子量を誇るわけか。さすがメイジン・カワグチや」

「そうですね。しかし更に調べた結果、ブレイカーの正体も判明したんです。この事は既にランさんも知っていたようですが、おそらく公にされなかったんでしょうね。フレユールガンダムを強奪したのはエイジという外国人のようです」

ここで外国人キャラを投入してきたか。にしても、なぜわざわざ日本でこんな事をしに来たんだ?

「次は機体についてですが、フレユールガンダムの全装甲から胞子状の粒子の光が噴出し、やがて剣へと形を変貌させました。おそらく、あの粒子の光はフィールドの粒子や、相手からのビームを取り込んで剣へと形を変貌させているのでしょう。それだと、あの数の剣にも納得いきます」

「えっ? 」

「どうしたトウイ? 」

「あっ、気にしないで。すいません続きをお願いします」
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