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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
敗北者への問い
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そこには知ってる人物が立っていた。
「君は一人ではない。もし一人で立ち上がれそうにないなら、仲間と共に立ち上がればいい。君達にはそれが出来る筈だ」
「あっ!ここにいたーー!さあヒロヤ、早速いちば模型店にゴーだよ! 」
「そういうことだ」
「わいらも力を貸すで」
「手を貸すぞ。サオトメ」
「感謝しなさい」
「助太刀に来たッスよ! 」
「ふん。だらしないではないか!サオトメ ヒロヤ! 」
そこには、ユウ、ヒナタ、クラタ、イチノセ、ミズノ、シライ、ニシヤマ、イガラシが立っていた。
「お前達……なんでここにいるんだよ? 」
「僕が召集をかけたんだよ!ヒロヤ達も負けたって話を聞いたから、皆もすぐに集まってくれたんだよ! 」
「けどユウ。お前ガンプラはもう無いんだろ?どうする気なんだよ? 」
「後で作るよ!だから手を貸してよねヒロヤ? 」
「……………たくっ。へこんでなんかいられないのか……」
「そういうことだよヒロヤ君」
「! 」
屋上の扉からもう二人……トウイとモチヅキが姿を現した。
「お前目を覚ましたのか!? 」
「おかげさまで。まだ身体は痛いけどね……」
「大丈夫…? 」
「大丈夫大丈夫。ヒロヤ君、皆、いちば模型店に移動!そしてここにいない皆も召集!あ、ランさんもお願いします」
ーーー−−
とりあえず皆はいちば模型店に移動し、俺はシノを、トウイはコムカイとアマミヤ、イガラシとヒナタはヨシナとサカキ、クラタとシライとニシヤマはキハラ達の所へ向かっていった。
「……やっぱり出ないか。となると直接家に行くしかないか」
電話でシノにかけるものを出る気配がせず、そのままシノの家へと向かった。
家に着くと俺はインターホンを鳴らし、十数秒待つとリンヤが家から出てきた。
「どなたですか?……ってヒロヤさんですか。姉さんに用があるんですよね? 」
「ああ……」
「じゃあちょっと待っててください。あっ、ところでヒロヤさん。姉さんに何かあったんですか?実は三日前に家に帰ってきてから暗いんですよ。何か知りませんか? 」
「……まあ少し怖い目にあったな」
「あー。姉さん怖いものはダメですからね。教えてくれてありがとうございます。では呼んできますね」
リンヤが家に戻ると、約二分後にシノが出てきた。
「なに?ヒロヤ」
「よう。大丈夫か? 」
「私自身は大丈夫よ。けど、ホロスコープはもう無いけどね…」
シノは俯きながら、小さくそう言った。
「………シノ。俺はもう一度アイツと戦う。そして今度こそ勝つ。だから俺と一緒に来てくれないか? 」
「……………へっ!?今なんて!? 」
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