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リリカルビィト〜才牙と魔法が交わる物語〜“改稿版”
七十九話、到着と一夏対龍也
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出発し、無事に到着した龍也達……
「いらっしゃい♪」
「「母さん!?」」
「あ、ママ〜♪」
『えぇ!!?』
目的の別荘へ着くと、おっとりとした大和撫子風の美女と『ようこそ!』と書かれた板を持ったコダマが出迎えていた
「あら、どうしたん? そんな大声だして〜」
「いやいやいや!!? 母さんいるなんて思わなかったもん!!?」
「てか父さんもいるのか?」
アリシア、龍也の二人が聞く
「お父さんは今夜絵流ちゃんと一緒に来ますよ、あ、自己紹介してへんな〜」
そう言いながらなのは達を見ながらお辞儀する
「始めまして、龍也とアリシア、そして優衣の母の九重 木乃香(ここのえ このか)言います。宜しくお願いしますな〜♪」
其を見たなのは達は……
『よ、宜しくお願いいたしますです!』
物凄く緊張していた……
●○●○
〜はやて視点〜
龍也君とアリシアちゃんのお母さんとの自己紹介を終わらせて今うちらは模擬戦場にきてます。
理由は龍也君と一夏君が模擬戦するからや♪
……でもな……
「……フェイトちゃん、なのはちゃん……」
「「……何? はやて(ちゃん)」」
「改めて思うんやけど……特騎士って化け物ばかりなんやろか……?」
そう言いながらある一角を見る……
そこには……
ドガガガガガガガガガガガガガガガギガガギギギギガガガガガガガガガガガガガギガガギギギギガガガガガガギガガガガガガガギガガギギギギガ……
銀色と、翡翠色の魔力光が何度も……
何度も何度も何度もぶつかり合って幻想的な光景を産み出していた……
銀色はまるで暴れまわる龍の様に動き周りながら翡翠色を襲い……
翡翠色はまるで何かを護る龍の如く動かずに銀色を弾く……
その光の軌跡が残っていて、その光の路が本当に綺麗やな……
夜なら幻想度が倍やったのに……
てかもう、いつぶつかっていつ離れているのか分からな……
「ざっと千はぶつかってるな〜〜…」
……龍也君のお母さん?
解るんですか?
ひょっとして九重家の人って化け物の巣窟なんか?
そう思いながらうちは模擬戦をもう一度みる……
翡翠と銀色の……
樹竜と雷竜の闘いを……
〜はやて視点終わり〜
●○●○
*少し時間を巻き戻します
「……久々だな、龍也と闘うのは」
「フッ、今回も俺が勝つぞ……」
一夏と龍也がそう言いながら構え、其と同時にゴングが鳴り響く
龍也は瞬時に拳を握り、一夏に向かって剃で接近する
一夏も同時に接近し、互いの拳をぶつけ合う
そのままの流れで二人はぶつかり合う
右上から左下
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