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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
襲撃
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を撃ち落としていく。

「一気に撃ち落とすしかないわね……けど、メガランチャーのチャージ時間を考えると、その間攻撃は出来ないわね……」

攻撃の手は相変わらず緩まず、それどころか数が増えてじり貧となっている。………迷っている暇はないわよね。

撃ち落とすのを止め、メガランチャーにエネルギーをチャージする。迫り来る剣はシールドガン・ファンネルのビームシールドで受けるも一気に削られていき、徐々にシールドガン・ファンネルが破壊される。

「くっ……っ! 」

シールドガン・ファンネルは九基あったのにも関わらず、あっという間に残り二基まで減っていった。

「お願い……持って………っ! 」

最後のシールドガン・ファンネルが破壊されると同時に、メガランチャーのエネルギーチャージが終了した。しかしV2ガンダムホロスコープは、守りを失ったためメガビームシールドごと左腕と左足、左側のヴェスパーが串刺しになった。

「メガランチャー!フル、パワーーー!!! 」

剣がV2ガンダムホロスコープに当たる直前にメガランチャーからメガ粒子砲が放たれ、迫り来る剣を消し飛ばし、乱入者の方向へと向かっていった。
メガ粒子砲は乱入者を呑み込んでいき、左腕と左足に突き刺さっている剣が光となって消えていった。

「た、倒したの……?いや、それはないわよね……じゃなきゃミヤモトさん達が倒しているはずだもの」

そう思い身構えると、予想通り大量の剣がこちらに迫って来ていた。

「アクロトモフィリア!発動! 」

キャノンピットを展開し、V2ガンダムホロスコープのファンネルとピットが装備されていた箇所からはビームサーベルが放出し、ミノフスキードライブユニットから光の翼を展開する。

「今の粒子残量を考えると、持って二分か三分………間に合ってよねヒロヤ」

今の機体状況と相手の戦力を考えると、こちらが圧倒的に不利。ならば、皆が来るまで逃げ切ることを選択する。アクロトモフィリアのおかげで機体性能は上がり、なんとか攻撃を回避しきっている。

「……こういう状況だと、スレッガーのセリフが頭に思い浮かぶわね。まあ口には出さないけど」

あと一分……四十秒………二十秒…………十秒……九……八……七……六……五……四……三……二……一……

「………間に合わなかった……のね…」

アモクトロフィリアが切れると、V2ガンダムホロスコープの動きは止まり地面に倒れこむ。その直後に、容赦なくV2ガンダムホロスコープに次々と剣が突き刺さっていく。

「あっ……っ! 」

次第にV2ガンダムホロスコープの両肩と両腕、両足、腰部、頭部、メガランチャーが全身隙間無く剣が突き刺さっていく。

「そんな……なんでバトルが終了しないのよ…? 」

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