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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
長編 vinculum ελπι?
ブレイカー
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「じゃがこの話を聞いてどうする? 」

「おいおいイチヨウさんよ。そりゃあ決まってんぜ。そのブレイカーってやつを懲らしめるんだよ! 」

「どうやってじゃ? 」

「そ、それは……」

オノが右腕を掲げて言うも、イチヨウさんのその一言で固まってしまった。確かに探す方法なんてないな………。

「いえ。方法ならあります」

キハラが沈黙の中、そう言い放った。

「ブレイカーはおそらく専用の、しかも超高度の端末を用いてバトルに乱入していると考えられます。しかしそれは非合法。人目のつくところでは行えない。となると、場所は人目のつきにくく、人が来ないところです」

「「「「「「「「「おおっ!!!さすが参謀(ですね)(です)(だな)(じゃ)!!!!! 」」」」」」」」」

「そして、ブレイカーが現れるのはバトルをしている時のみ。捜索範囲を広げるためにも一ヶ所に固まらずに、各店簿でバトルをし、なおかつ他の皆にも連絡しましょう。宮城県に留まっているとも限りませんしね」

もはや名探偵じゃないのかコイツ?どこぞのエセ探偵(トウイ)よりも凄いぞ?

「酷い言い様だねヒロヤ君」

「事実だろ」





ーーー−−

俺のLineに入っているユウ、シライ、ニシヤマ、イガラシ、ミズノ、クラタにラインを送り、後は各々別の店でバトルをすることになった。もし乱入者に遭遇したら、すぐに連絡出来る体勢でいるようにと伝えられている。

「んで、トウイとシノはすぐ近くの店か」

「そういうことね」

「もし遭遇したら頼んだよ、エース」

「はいはい…」

数日後、俺達は別々の道に別れ、俺は自分の担当の店に入り、CPUモードで難易度最大、ダメージレベルをCに設定してバトルを開始する。

「サオトメ ヒロヤ!ケルサスガンダムエクシード!出る! 」

フィールドは荒野。その青空へと出撃し、前方から無数のハイモックが現れた。

「あれからチューニングを何度も重ねたから、性能は上がっているはず。にしても久しぶりに使うな」

冬の大会はガンダムエクシアホープで挑み、ケルサスガンダムエクシードは使用していない。えっ?結果?………予選敗退ですが何か?あと少しのところでコムカイにやられたんだよ。デストロイ・アンチェインドが予想以上の性能を誇ってたんだよ。おかげでユウから

『えーー!?負けちゃったの!?せっかく再戦を楽しみにしてたのになぁ……。まあヒロヤ達の分まで、僕達が頑張るからね! 』

……とLineできた。………悪かったなおい。

俺は心の中で冬の事を愚痴りながら、襲いかかってくるハイモックを次々と蹴散らしていく。さすがに数が多いな。まあ問題ないけどな。

「っと」

ハイモック全
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