第3話 非日常と命の危機?
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cmで触れ合うというまさにその瞬間、私のいる食堂の扉が開いて後ろは肩ぐらいで切り揃え、右目を隠すようにして伸びた白髪に黒耀石のように綺麗な目をしたミニスカートのメイドが信じられないものを見たような表情をしていた。
「………あ」
そこで私は気が付いてしまう。
このメイドが今のイッセーに対してどれほど危険な存在なのかを………
「フランお嬢様の為に新たな料理をお持ちしたら………まさか襲われている最中だなんて………」
メイドから小さくそんな声が聞こえた瞬間………いきなりメイドの左手に一振りの日本刀が現れた。
メイド自身もなにやら赤黒いオーラを放ち始める。
「えっと〜………これってかなりマズイ状況?」
イッセーは汗をダラダラ流して私に聞いてきたので私は顔を引き攣らせながら笑顔で頷く。
そして、もう一度メイドの方を見ると………
「フランお嬢様!私に………その塵芥を斬滅する許可を!!」
足を肩幅に開き腰を低くして刀を持った左手を腰の辺りまで引いた状態で刀の柄に右手を掛ける赤黒いオーラを纏ったメイドが今にもイッセーに斬り掛かりそうな雰囲気で私の許可を待っているのだった
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