暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜妹様な転生者〜
第3話 非日常と命の危機?
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世界を知らない人間の正しい反応だと私は思う。

「まぁ中には妖怪とか魔物とか呼ばれる存在もいてね?私はその分類に位置する存在なんだよ」

そんなイッセーに私は聞いているか確認することなく話を続けた。
正直この話を聞いてイッセーがこのまま今自分が住んでいる表の世界に戻ってくれる事が望ましいと考えている私は別にこれ以上無理して話を理解させようとは思わない。
力を持たない普通の人間なんてそんなものだろうなぁ………なんて考えながら次の話に移ろうと口を開いた瞬間………



「………それってフランみたいな可愛い美少女もいるんだよな?」



一言も喋らなかったイッセーが不意に顔をあげ、ハッキリとした声で私に聞いてくる。

「ふぇ!?び、美少女!?」

それってイッセーから見て私は可愛い美少女だって言っているようなもので………
ただでさえ男の人に接触する機会が無かったのにそんな事をいきなり言われたらどうしたらいいのか分からないよ!?

「私がかわっ可愛い!?はうぅぅ………」

私は両手を熱くなってきた頬に当てて冷まそうとするけどまったく収まる気配はない………
私っていったいどうしちゃったんだろう?
そんな疑問と何故か沸き起こる気恥ずかしさに混乱していると

「どうしたんだフラン?大丈夫か?」

いつの間にか私の対面側に座っていたはずのイッセーが私の真横から心配そうな表情を浮かべて私の顔を覗き込もうとして………って!?

「あわわわわわわわ!!きゃぁ!?」

「おわっ!?」

イッセーがいる事に気が付いた私は軽いパニック状態に陥り、気が付いた時にはバランスを崩して座っていた椅子から落ちてしまった………横にいたイッセーの腕を掴んで。
すると当然イッセーも私に手を掴まれたまま引きずられるにして倒れ込み………



「「ッ!?」」



一緒に重なり合うようにして私を下にした状態で床に倒れ込んだ瞬間、私とイッセーの唇が軽く、本当に軽く一瞬の事だったけど重なり合った。
その出来事に私は何も考えられなくなり呆然としながら無意識に唇に手を当てると

「ご、ごめん!!」

顔を真っ赤に染めたイッセーが慌てた様子で身体を起こそうとして………

「ふにゃ!?」

「え?」

両手で私の胸を握ってきた。
しかも無意識なのか指がワキワキと動いている。

「や…ん………イッセぇ………」

今まで感じたことの無い身体が熱くなるような感覚を感じた私は自分でも今まで聞いた事が無いような甘ったるい声でイッセーの名前を呼ぶ。
そんな私にイッセーは視線を逸らせず顔をゆっくりとそのまま下ろそうと………



「フランお嬢様!?」



それはちょうど私とイッセーの唇があと数
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