23 グリーン対ブルー
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なぜそいつが生きている!?」
グリーン「消えたのは身代わりだ」
シルバー「何だと?」
グリーン「お前が最初に攻撃を仕掛けたとき、あいつはテレポートでかわしながら身代わりを作っていたのさ。
そして身代わりをわかりやすい所に置いて、本物はサイドンのでかい図体の足元に隠れた。
サイドンは首が回らなくて見えなかった。お前は熱くなってて見えなかった。
角ドリルをくらったのは身代わりのほうってわけだ」
過去の自分の言葉を聞いて目が覚める。
グリーン「フーディン、テレパシーを解け!」
ゲンガーのシャドーボールが来る。
かわすには余裕がない。
グリーン「間に合わない……リフレクターだ!」
半透明の壁を張ってなんとか致命傷は避ける。
ブルー「なにボーッとしてんのよ。
おまけに自分のポケモンに殴られてるし、あんたやる気あんの?」
グリーン「うるせー!
お前、キレると手に負えねーんだよ! ロケット団が板についてきたか?」
ブルー「うるさい! あんたまだサカキさんのこと悪く言うの!?」
グリーンは呆れたような、悟ったような笑みを浮かべる。
グリーン「相変わらずロケット団のボスを擁護か……まあいい。
ありがとなフーディン、おかげで目が覚めたぜ。
熱くなって周りが見えなくなってたのを教えてくれたんだよな!」
ブルー「これで終わりにしてやるわ!
ゲンガー、シャドーボール!」
ゲンガーはシャドーボールを放つ。
グリーン「バカのひとつ覚えみたいにシャドーボールか。
フーディン、アレをやるぜ!」
ナツメ「アレ?」
エリカ「何でしょうかね」
シャドーボールを充分な距離まで引きつける。
そしてフーディンは身代わりを作ると同時にテレポートで消える。
シャドーボールは分身に直撃して黒い影を覆うようにして消える。
ブルー「アハハハハ! 跡形も無く消してやったわよ!」
グリーン「お前、おっかねえ笑い方するなあ。
悪タイプのゲンガーにイメージピッタリだぜ」
ブルー「へぇ、よく見破ったわね。最初のテクスチャーで悪タイプになったって。
もう遅いけどね!」
グリーン「挑発の悪タイプだって気づかなくて、ただ単に毒タイプが剥がれただけって決めつけてたぜ。
ゴーストタイプと悪タイプってなんか似てるもんな」
ブルー「勘違いして決めつけてたのがあんたの敗因よ!
トレーナーとしてまだまだね!」
グリーン「そうだな、お前の言う通りだ。
でも勝負の行方を決めつけるのはまだ早いんじゃねーか?」
ブルー「苦し紛れの言い訳でもするつもり?」
グリーン「フーディン、カウンター!」
ゲンガーの背後に周り込んだフーディンは分身が記憶
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