打倒 妖精の尻尾!!
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『勝者!!妖精の尻尾!!ここにきて1位に躍り出たぁ!!』
シリルの勝利を見たウェンディは喜びのあまりベッドで眠っているルーシィへと飛び付き、2人は笑顔で抱き合う。
その隣で眠っていたエルフマンとエバーグリーンも抱き合っていたが、その姿をルーシィとウェンディに見られたのに気づくとエバーグリーンが急いでエルフマンを払い除けていたが。
『これにて大魔闘演舞4日目終了!!』
応援席にいる妖精の尻尾のメンバーたちはシリルの勝利とついに1位になったことに喜びを爆発させていた。
『1日挟んで明後日、最終戦が行われます。最終日はなんとメンバー全員参加のサバイバル戦!!果たして優勝はどのギルドか!?皆さん!!お楽しみに!!』
こうして4日目の実況が終了する。しかしそれでもなお観客たちの興奮は収まることを知らない。
「やっぱりこうなるのよね」
「さすが・・・というべきか・・・」
青い天馬のマスターボブと四つ首の仔犬マスターゴールドマインがそう言う。
「最終日の標的は変わったよ!!」
「来い!!」
打倒!!妖精の尻尾!!
絶対的王者、剣咬の虎の後退により全てのギルドが妖精の尻尾に照準を定める。
「待っていろ、グレイ」
蛇姫の鱗のリオンは恋敵であり、同じ師の元で同じ魔法を学んできた弟弟子を見据える。
「ラクサス・・・マカロフ殿の孫か」
同じくジュラは自分と同じ聖十大魔導の1人であるマカロフの孫、ラクサスに興味を示していた。
「エルザ・・・」
人魚の踵のカグラは同じ剣士であり、さらには彼女が最も憎んでいる男・・・ジェラールと関わりの深いエルザに狙いを定める。
「ガジルか」
青い天馬のトライメンズはバトルパートの途中からいなくなってしまったが、それでも三大竜と五分に渡り合っていたガジルを狙う。
「シリルちゃんの相手はやっぱりソフィアだよねぇ☆」
カグラの隣で目を輝かせ、魔水晶ビジョンを見つめているソフィア。彼女はシリルと戦うことと彼に辱しめをすることが楽しみでしょうがない。
「楽しもうじゃないか、ナツくん」
そしてトライメンズの前に立つ一夜は妖精の尻尾の精神的支柱、ナツを崩し、一気に優勝へと足を進めようと目をキラリと光らせていた。
「すげぇな、シリル」
その頃、ドムス・フラウの中にある|蛇姫の鱗《ラ
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