暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
七話〜英霊と優しき少女
[6/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「はぁ。この辺ですか?」


そして見つけたそれは……


「ジュエルシード……」
「なんです?それ?」
「ずいぶん昔に私となのはが回収したロストロギアで、いまは局の保管庫にあるはず……」
「なんでそんなものが!?」
「シャーリー、ここの拡大を。何か書いてある」
「これ、名前……ですかね」



まさか、あの男の…………



「ジェイル・スカリエッティ………」
「だれなんですか?」
「Dr.ジェイル・スカリエッティ。ロストロギア関連の事件で数えきれないくらいの罪状で超広域指名手配されてる次元犯罪者だよ」
「次元犯罪者………」
「ちょっと事情があってね、この男の事は何年か前から追ってるんだ」
「そんな犯罪者が、どうしてこんなにわかりやすい自分の手掛かりを?」
「本人だとすれば挑発、他人だとしたらミスリード狙い。どっちにしても私やなのはがこの事件に関わってることを知ってるんだ。だけど、本当にスカリエッティならロストロギア技術でガジェットを製作できるし、レリックを集めてる理由も想像できる」
「理由……?」
「シャーリー、このデータをまとめてすぐ隊舎に戻ろう。隊長たちを集めて緊急会議をしたいんだ」
「わかりました」


これでレリック事件についても見えてくることがある。あの男は、今度こそ捕まえる……!



side はやて



ギンガとナカジマ三佐との昼食中にフェイトちゃんからの連絡。


「そうか……なら私もすぐに戻るよ。丁度こっちも捜査の手を借りれたとこやし。ほんならまたあとで」


通信を切るとギンガが質問してくる。


「何か進展が……?」
「事件の犯人の事でちょっとな。……そういうわけですので、ナカジマ三佐。私はこれで失礼します」
「おう」


お勘定をしようと伝票を取ろうとすると……先に奪われてしまった。



「そんな!?」
「さっさと行って来い。部下が待ってんだろ?」
「はい。ありがとうございます。ギンガには私かフェイトちゃんから連絡するから、それまで待っててな」
「はい。お待ちしています」


ナカジマ三佐にはほんとお世話になってばかりやけど、ここは甘えさせてもらって早く戻らんと!



side フェイト



「あの広域指名手配犯……Dr.スカリエッティでしたっけ?どうしてレリックを集めるんですか?」
「あの男は、生体研究に関して異常なまでの熱意と技術を持ってる。そんな男がガジェットみたいな道具を使ってまで探し求めるっていうことは、何かの生体兵器を作ろうとしてるとしか考えられないよ」


………母さんが関わったあのプロジェクトのように………



side なのは




[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ