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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
七話〜英霊と優しき少女
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ハラオウン執務官が捜査主任ですので、ギンガもやりやすいんじゃないかと」
「そうだな、ギンガもハラオウンのお嬢と一緒にやれるのは嬉しいだろうよ」
「すみません…スバルに続いてギンガまでお借りすることになっちゃって」
「なに、二人とも満足だろうからいいさ。しっかし……お前も気付ば俺の上官なんだよな。魔導士キャリア組の出世は速いねぇ」
「魔導士の階級なんて飾りですよ。中央や本局ではまだまだ小娘扱いです」
「そうか……おっと、そういう俺も小娘扱いしてたな。すまん」
「いえいえ、ナカジマ三佐は今でも私の尊敬する上官ですから」
「そうかい。それにしても、おめえんとこの……衛宮兄弟だっけか?一部でうわさになってるみてえだぞ?」
「あの二人はもともと魔導士ではないんです」
「そうなのか?」
「はい。これ以上は彼らのプライバシーにも関わりますから………」
「すまねえな。無粋なこと聞いちまって」


そんな時、通信が入った。


「失礼します。ラッド・カルタス二等陸尉です」
「八神二佐から外部任務の依頼だ。ギンガ連れて会議室で打ち合わせしてきてくれ」
「了解しました」


通信が切れる。


「ま、そういうこった」
「ほんとに、ありがとうございます」
「会議終わったら飯でもどうだ?」
「はい!ぜひ」



さてと、これでひと段落つきそうやな。





side ギンガ




「そうですか……フェイトさんが」
「六課の捜査主任ですから、一緒に捜査することもあるかもしれないですよ」
「これは、頑張らないといけませんね!」
「はいです!それと、捜査協力にあたって六課からギンガにデバイスをプレゼントするですよ〜」
「デバイスを?」
「スバル用に作ったのの同型機で、ちゃんとギンガ用に調整するです!」
「そんな……いいんでしょうか」
「はい!」


フェイトさんと一緒の仕事に新デバイス……これは一層頑張らないと!



side フェイト



現在、私とシャーリーは本局で回収したレリックのデータ整理を行っている。


「う〜ん、それにしても、わからないんですよね。レリックの存在意義。エネルギー結晶体にとすると無駄な機構が多いし、動力源としてもなんだか……」
「まあ、すぐに使い方のわかるようなものならロストロギア指定はされないよ」


ディスプレイが切り替わり、ガジェットの画像が。



「今度はガジェットの残骸データ?」
「はい。こっちはあまり旧型との違いはないですね……」
「!!アレは……」
「どうかしました?」


その画像の中に一つだけ気になるところがあった。



「少し戻して。たぶん、内部機構の分解図のところ」

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