マスター現る!
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「放っとけ」
「あららら・・・」
「それに・・・」
ミラが何かを言おうとしたが、喧嘩をしている人達から瓶が飛んで来て見事にミラの頭に命中した。が、
「キャーっ!ミラジェーンさん!」
「それに・・・楽しいでしょ?」
(怖いですぅー!)
何事もなかったかの様にミラは立った。
だが、その額からは血がだら〜っと垂れていた。
「・・・」
「あれ、トニーさん?」
先程まで隣にいたトニーがいつの間にかいなくなっていた。
どこへいったのだろう、とルーシィは辺りを見回す。
そして見つけた・・・喧嘩集団の中に
「ミラに瓶投げたの誰だーーーーーーっ!」
「えぇーーーーーっ!?」
トニーは拳で集団に殴り掛かった。
「おふっ」
「きゃーっ!」
「へっへ〜ん」
それと入れ替わる様にグレイが飛んできた。
そしてそのグレイのパンツをナツがクルクルと回している。
ということは・・・
「あーっ!オレのパンツ!」
「こっち向くなー!」
お約束の展開となる。
「お嬢さん。よかったらパンツを貸して・・・」
「貸すかーっ!」
ルーシィの拳がグレイの顔のド真ん中に命中した。
「やれやれ・・・デリカシーのない奴は困るよね。ところで君、どこのモデル?」
「何コレ!?」
そしていつの間にかルーシィはロキにお姫様抱っこをされていた。
「漢は拳でぇーーーーーっ!」
「邪魔だっての!」
またもやエルフマンは一撃でぶっ飛ばされた。
「誰だぁぁぁーーーーーーっ!」
「ちょ、トニー、落ち着け!」
トニーはまだ暴走している。
「あんた達いい加減に・・・しろぉーー!」
「ギャー!やめろー!」
キアラも混ざった。
「イッヤッホー!」
「俺を蹴って喜ぶな!」
フレアはおもいっきりこの喧嘩を楽しんでいる。
「あー、うるさい。落ち着いて酒も飲めないじゃないの」
ついにカナがキレた。
飲んでいた酒樽を足元に置き、カードを指に挟んだ。
「アンタらいい加減に・・・しなさいよ・・・」
カナのカードがピキィッと光り出す。
「ええい静まれ静まれ!黙らないなら黙らせてやるから掛かって来い!」
キアラもキレ、両拳に紫の雷を纏う。
「アッタマきた!」
腰にタオルを巻き、掌に拳をのせるグレイ。
「ぬおおおおおおおっ!」
魔法で腕を変形させるエルフマン。
「困った奴等だ・・・」
そう呟きながら右手の人差し指にある指輪を光らせるロキ。
「おもしろいことになってきたね!」
こんな状況を楽しみ、槍を構えるフレア。
「ミラに瓶投げたやつは唯じゃおかねぇ!」
砂を拳に纏わせるトニー。
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