7部分:第七章
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がした。それがどうしても気になる。それで彼は言うのだった。
「匂いがするんだけれどな」
「匂いですか」
「ああ、河の匂いだよ」
何とも言えない匂いであった。
「その匂い、酷いな」
「そうでしょうか」
「そうだよ。まあガイドさんが満足してるんならいいけれどな」
「はい、とても満たされています」
「だったらいいよ」
また言う彼だった。
「それじゃあな」
「次はですね」
「何処に行くんだ?」
「街を歩きましょうか」
そのベナレスの街をだというのだ。
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