トリップ一年目
第二章 正隊員までの道のり
第一話 三人のトリオン量
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〜すみれside〜
きっきーがいる。
横には太刀川と・・・土方さん!?
あ、喧嘩始めた・・・ヤバいな〜
みかんが乱入してきた。アステロイド片手に。
「夢か」
ですよね。
薄桜鬼の土方さんと太刀川さんに挟まれるきっきー・・・
きっきーの願望じゃないか。そこにみかん・・・
いつも通り。
まだ眠いな。ここは確か・・・
「あ〜トリップしたのか」
実感がなかったので気づかなかった。
今、実感した。
みかん、一人で大丈夫だろうか。
まずはきっきーを私は見ないと。
「おはようございます」
リビングで挨拶。
小南先輩とレイジさんがいる。
きっきーは・・・?まだ寝てるのかな。
「すみれ、おはよう。寝れた?」
「小南先輩、おはようございます。おかげさまで」
「二人の方が年上じゃない!
確かにボーダーの先輩だけど。」
小南先輩はあくまで先輩なんだよな〜
私たちの感覚にしたら。
私たちの知る小南先輩は年同じだから。
「きっきー・・・じゃなくて、真木は?」
「私は朝ごはん作りました」
きっきー!?
朝ごはんなんか作れるんだ〜まぁ私にもやれるが。
はぁ、まあ、きっきーがいるならそれでよし。
「サラダにパンに目玉焼きだよ。
いただきます!!」
ガ○トの朝メニューみたいだ。
ここにみかんがいたら、足りないだろうな、この量なら。
食事できてるかしら。
「あっ、すみれちゃんも真木ちゃんもトリオンはかってないわよね」
あぁトリオン量の検査か。
確か、トリオン量でボーダーに入れないとか。
痛いな。みかん、トリオン量あるわよ、多分。
「すみれちゃん、はかる?」
「まず、きっきーから・・・真木からで」
「ねぇなんできっきーなの?」
小南先輩、それはみかんに聞いてほしいな。
このニックネームを決めたのはみかんだから。
みかんは名前覚えるの苦手なのだ。
まあ、暗記は苦手で。
「桜木真木・・・から、キキ・・・からのばかっきー、からのきっきーです」
「すごいわね。誰が決めたの?」
「みかんです」
そう、私なんか煤と言われた。
だんだん変わり、すすすになる。
意味わからない。だからやめさせたのだ。
「まあ、いいわ。きっきー、トリオンはかりましょ」
わぁー小南先輩まで、きっきー呼ばわり。
これは広がりそうだな、世界観が。
「・・・・・・まあまあね。普通ぐらいのトリオンよ」
「普通ぐらい・・・普通?」
あはは、きっきー普通ぐらい。
きっきーらしい。
低くもなく、高くもないし。
私はエンジニア志望だから知らな〜い。
「次、すみれちゃん。」
はいはい、分かりますよ。
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