第四話
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後
「ほう・・・?」
「我を呼び出した人間、つまらぬものなら食ってしまおうかと思ったが・・・」
「その目、戦いたくて仕方ない目だ、殺したくて仕方がない目だ、ククク・・・気に入ったぞ!」
「名はなんという?我を呼び出した幼き化け物よ」
「・・・『セリア』」
「そうか!セリア!お前を我が主と認めよう!!この・・・レッドドラゴンの!!」
・・・こんなことになった理由を話すのには、数分前にさかのぼる必要がある
ーセリアー
はいはいー前回気が付いたら周りが死体だらけで、どういう顔をしたらいいかわからずとりあえず笑っといたセリアちゃんですよー
変態集団を悪即斬!してから一か月たったんだけどねー、あの後この国がどうなったというとねー、・・・俺はモークドルースに殺されたことになって自分の部屋にほぼ監禁状態にされてます★
うん、悪魔の生まれ変わりだとか怪物だとか国の汚点とか言われて牢獄に入れられそうになったんだけど、兵士長が説得して何とかこの部屋で外出禁止になりました。信じてたのに両親糞野郎。
兵士長には感謝してるけどかなりイケメンなんだよね、くたばれ
「申し訳ありません、このような仕打ちをされているセリア様をどうにもできないとは・・・」
「・・・・・・構わない」
兵士長ぐらいだけなんだけどね、俺の味方。毎日町の新聞を取ってきてくれたりしてくれます
さてどうしようか、正直この生活はごめんだね、でも脱出はなんどもしてみたけど全部失敗に終わったし・・・
あ、そうだ
「それでは私はこれで、兵士たちの訓練がありますので」
「待て」
「?」
「藁と釘とトンカチを持って来い」
「・・・?、了解しました」
そう言うと兵士長はすぐに藁と釘とトンカチを持ってきてくれた。ありがとうございます
「ご苦労」
が、このクール()ボディはそっけなくそう喋っただけである、こいつ絶対友達できないわ
んでね、なんでこんなものを用意させたかというとね・・・、俺は藁を器用に人の形にし、釘で適当な壁に刺して、トンカチで叩きながら喋り始める
「ファッ○ファッ○〜変態集団と両親ファッ○」
はい、くだらないね、でもここに俺を閉じ込めたのほぼ奴らだもん
「いあいあくとるふたぐん〜」
そんな(バカな)ことをしてると、音が聞こえて来た
(・・・ん?)
その音はどうやら外からのようだ、キーンと、飛行機が飛んでるような音がしてくる
「アラレちゃんでも来てるのかな?HAHAHA」
そんなことを言ってるうちにも、音はどんどん近
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ