シリルvs.三大竜
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むように握る。
「?」
ナツはシリルが何をしようとしているのかわからず唖然としてしまう。
シリルはナツの手を握ったまま一歩彼に近寄ると・・・
「どうしてもダメですか?」
目をウルウルとさせながら美少女顔負けの上目遣いをし始めた。
「!!/////」
これにはナツも驚いたが容姿は美少女のシリル、彼にそんなことをされて興奮しない男はおらず、頬を真っ赤に染める。
ウルウルウルウル
ナツに許可をもらえるまでは絶対にやめないであろうシリルの上目遣い。しかも運営もその上目遣いに魅了されてしまったのか、観客たちが見ている大型魔水晶にアップで映し始めた。
「「「「「オオオオオオオオッ!!!!!」」」」」
シリルのお色気作戦にソフィアのセクハラで盛り上がった男性陣はもちろんのこと、若い女性たちやシリルと同い年くらいの少年少女、全ての人たちが歓声を上げている。
『キターッ!!ウェンディたんとシェリアたんに続く3人目の天使降臨だぁ!!』
『目の保養になるね』
『ありがとうございます!!ありがとうございます!!ありがとうございます!!』
実況席の3人もシリルの上目遣いに大興奮。昨日のウェンディとシェリアの登場に大喜びだったチャパティは席から立ち上がり、マイクを握りしめ鼻息を荒くしていた。
「ちょっ・・・シリル可愛すぎ/////」
蛇姫の鱗のシェリアはそう呟いた後隣にいるリオンの反応を見てみようと横目で彼の方を見る。
「いかん・・・俺にはジュビアという心に決めた人が・・・////」
画面を直視しないように顔をうつ向けながらもちょいちょいビジョンを見ているリオン。彼もまたシリルの色気に引っ掛かってしまった人なのかもしれない。
「レオンは・・・」
シェリアはシリルと仲の良いレオンに目線を向ける。が、どこにも彼の様子はない。
「あれ?シェリー姉、レオンは?」
「さ・・・さぁ?お手洗いじゃないですか?/////」
シェリーはシェリアの質問に画面から目を離さずに答えている。シリルの上目遣いを目に焼き付けようとしているかのように。
「シェリー姉・・・」
シェリアはシリルに見とれているシェリーに思わず呆れてしまったが、自分もシリルに見とれてしまっていたため何も言うことができず、静かにため息をついていた。
「きゃあああああああ!!」
その頃ルーシィたちのいる医務室ではウェンディの悲鳴が響いていた。
「見ちゃダメ!!見ちゃダメです皆さん!!」
恋人のシリルのまさかの姿に顔を真っ赤にしながら画面
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