二十一話:闇の書の意志
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く。
何の罪もない少女の息の根を完全に止めるために。
「……許してくれなんて請えない。ただ、一つ願うとしたら、僕を―――呪ってくれ」
自分が殺す人間から目を背けず、決してその顔を忘れぬこと。
いつの日か、その死が報われる世界ができるまで。己も相手も決して忘れない。
それが犠牲にする者に対して彼に唯一できることなのだから。
舞台は最終幕を迎える。果たして今宵の劇はどう転ぶのか。
結末は役者達にもわからない。もし、分かる存在がいるとすれば。
それは狂いに狂った―――運命だけだ。
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