二十五章
本来の道とは違う道筋説明×次元転送装置により送信後の俺達
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戦国†恋姫の外史から脱出したトレミー3番艦は、拠点D×Dに行く前に月中基地本部へ行く事となったので奏と優斗の母艦である1番艦と2番艦を分離させた。それにより二隻は先に帰った後、ブラック・シャーク隊全員は今までやって来た事を報告書としてまとめるので部屋へと戻った。桜花・結衣・沙紀は、久遠達の武器を没収する事なく結菜らがいる部屋へと案内した。
「久遠!」
「お姉様!」
「美空お姉様」
「どやーーーーーー!」
との事で、今までの戦い振りを見ていたが久遠らの夫なる一真の姿が居ない事で心配となった結菜達。だが精神世界での戦により消耗していた事で納得したが、今まで一緒に戦っていた愛紗達が居ない事を不思議に思っていた。
「桜花、華琳達はどこにいるの?」
「愛紗様達は、先に我らの拠点にお戻りしました。久遠様達を受け入れる準備をしているはずですし、これから一緒に生活をするのですからね」
「なるほど、つまり我達の新たな生活を準備しているという事か」
「・・・・それより一真はどうしたの?」
「隊長は現在医療室に運ばれましたが、もちろんエーリカさんと共にね。現実世界よりも人の精神世界では、とても体力が消耗するのですよ」
そんで本来ならあそこで一真の名前を呼びながらだったが、既に巨大鬼と決着付けたので本能寺内にいた仲間達。一真は眠ったままとなっているが、精神体となった俺は皆がいる事で安堵しながら鬼は一斉に消滅した事に関してはまだだが、いずれ他外史に行く事で鬼となったヒト型ドウターが出現する事の可能性が出てきた。
「それより鬼との戦は、公方様もとても楽しく頸貰ったとばかり襲い掛かる程でした。嬉々として戦っておられたが、それがしらもでしょうが」
「皆が無事で、しかも余はとても楽しかった。・・・・素晴らしい事ではないか」
「それに関しては良かったと思いますが、月中基地本部にて皆さまを登録後に奏様がお待ちしている新たな生活の場へ移動しますので皆さまはこのまま居て下さい」
「本来なら私や光璃は、鬼が消滅後に禁裏と二条館に向かう所だったけどそれもしなくて済んだのよね」
「・・・・他国の動きを警戒するのが当たり前、だけどそれをやる必要性がないから」
鬼がいなくなっても日の本の群雄が動き出すと言う鞠だったが、確かにそうだと思いたいぜ。西国に宇喜多と毛利、四国には三好衆残存部隊を抑え、長曾我部が頭角を現している事をな。
東国は東国で、佐竹や北条と里見がいるし、北は伊達や最上の勢いが激しいと言う。九州には大友、龍造寺に島津が三つ巴で戦いを繰り広げているとか。本来語る所を後々語る俺だからか、今やる事を皆に語る事も後々となる。
「そういえば本来の歴史ではどうなっておるのだ?」
「気にはなっ
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