二十五章
本来の道とは違う道筋説明×次元転送装置により送信後の俺達
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恋敵が減るのが大歓迎と言う梅だったが、長尾や武田の家中にも恋敵が大勢いるからか。健闘を祈っていると言う幽であるが、頃合いとして案内をすると言うんだったな。圧倒された本来の主人公は天下御免の人誑しだと言われているそうな。
『皆が綺麗すぎるから、圧倒されているようだが言葉が出ないのも当然かもしれん』
『目の前に守るべき人がいて、生死を賭けて動乱を戦い抜いた大切な仲間で大切な恋人で大切な俺の嫁達。この子達を守りたいやこの子達を支えたいと思う、好き・愛している、そういう言葉だけで表現できない大切な存在』
『俺らは一度行った事のある外史ならば、本来の終幕も見てきた。この国がどうなるかはまだ分からないし、皆と一緒ならどんな困難でも乗り越えられると信じている』
そこからは俺とエーリカが言葉を止めた事だが・・・・。
『だから不束者ですが、どうぞよろしくお願いします』
と言うがそれは主人公が言うセリフではなく久遠らの台詞だったからだ。
『はい!旦那様!末永く愛して下さいませ!』
・・・・だったか。そして全てが終幕へとなった事で、俺とエーリカが目覚めた事により朱里と雛里はバイタルチェックをする事となった。
「・・・・ここは?」
「トレミー3番艦ですよ、ご主人様」
「そうですか、私も解放されて今は素の私となったのですか」
「その通りですが、役割を無くした事で気絶しておりましたがもう大丈夫です。貴方はルイス・エーリカ・フロイスとして生きる為に存在していますからね」
「まるで憑き物が取れた感じですが、明智光秀としての役目が無くなったので非常に楽となりました。これからもよろしくお願いしますね、一真様」
「こちらこそよろしくな、エーリカ。これからは明智光秀ではなく、エーリカ個人として見ているといい」
俺らは精神世界にて消耗していたのか、エリクサーを点滴のようにしていたので体力を取り戻したかのように思えた。そして消滅した外史を見た俺らは動いてもいいとの許可が出たので、俺とエーリカはベッドから起き上がり医療着からいつもの服装に着替え終わってから久遠達がいる部屋へと向かった。
ちなみにヴァーリ達も先に戻っているとの事で、ここにいるのは俺ら戦国チーム(仮)とトレミークルーのみである。久遠らがいる所へ行く前に、月中基地本部にて既にいる久遠らを隠すように言っておいた。
「月中基地本部に到着する前に、一応だから報告でもしておこうか」
「艦長!体の方は大丈夫何ですか?」
「ああ。現実世界よりも精神世界での戦は、随分と消耗したがな。ミレイナ、月中基地本部に通信をしてくれ」
「了解です〜。こちらトレミー3番艦、月中基地本部。応答願います」
『こちら月中基地本部、ちゃんと届いてますよ。
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