二十五章
本来の道とは違う道筋説明×次元転送装置により送信後の俺達
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ていましたが、今はそれ所ではなさそうですよ壬月様」
「そのようだが、ガキも休息を取っている。本来進むべき道に関しては、目覚めた一真がいずれ喋ってくれるだろう」
「桐琴も随分と丸くなったようだな」
「ワシは一真に出会わなかったら、戦闘狂となっていたがそうも言ってはおけんからのぅ」
久遠らは織田ので集まって、美空や光璃はそれぞれ集合してから鬼に対しての最終戦について話していた。葵は悠季が消えた事によりショックを受けていたが、歌夜と綾那と小波がいるから今は安心していた。
過去を振り返ると今まで一真を皮肉成分で言っていた事で、消滅対象となったのだろうとね。鞠は窓を見ていたが、そこは虹色の風景しか見えていないのでこれからの生活がどうなるか楽しみにしていた。
「桜花、鞠はね気になる事があるのー」
「何でしょうか?」
「久遠らの兵士達が全員夜叉になった事は知っていたけど、八咫烏隊だけはいつもの通りとなっているの」
「それに関しては隊長がそうならないようにしたからですよ、烏さんと雀さんと八咫烏隊の皆様を黒鮫隊に居させる為にね。彼女らの銃の腕前は我らのお墨付きなので、消滅か夜叉化か迷いましたが人間のまま連れてきてそのまま編入させるつもりらしいです」
「・・・・・」
「そういえばそうだよねー。雀達の兵隊達だけは人間のままとなっているし、銃の腕前を認めてくれるなら雀達は黒鮫隊と一緒に働きたいよね?お姉ちゃん」
「・・・・(コクッ)」
そういう事なので、八咫烏隊の兵達も烏と雀と一緒にいるが本来の道ならば結婚式をするはずだった。だが俺らの道は本来から外れたので、本来の終幕と言うのを俺ら神仏によって語り部となる。
段取りとしては、久遠、美空、光璃、一葉が入室し介添えとして双葉と結菜が入室して正室と側室の者達で三献の儀が執り行われる。その後、動乱で剣丞を守り切った事への褒美にて剣丞隊の愛妾達が三献の儀を行う。それにしても雫の天主教の装いはなかなか愛らしいとな。
『確かに本来の道としてはそうなりますが、一応語っておくべきでしょうね。毘沙門』
『そうだねー。お兄ちゃんはまだ目覚めていないから、本来の事を語っておくのもいいかもね』
『俺ならここにいる事も忘れるなよ、詩乃の白無垢も素敵やら着慣れていないらしいが一度しかない晴れ舞台だからかもしれん。いずれは拠点D×Dにて執り行うさ』
『にいにもそうだよねー』
『兄様は私らと神界・冥界を異空間に引っ越ししたお陰で、一緒に居られる事を光栄に思います』
『上等な衣装を着た事がない者にとっては、緊張もしますが私らはいつでもですね』
純白の美少女を見る事が眼福至極である幽だが、本来だと愛妾ではなく空蝉の君だと告げる。一葉と双葉一筋で
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