二十話:正義の形
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
黒い三角の魔法陣がはやてを中心に浮かび上がり、禍々しい力の渦が天に駆け上がる。
はやての小さな手に計りきれないほどのエネルギーを秘めた書が握られる。
「我は闇の書の主。この手に力を……封印開放」
『Freilassung.』
「こんナ……コンナセカイ―――ミンナコワレテシマエバイイッ!」
絶望の言葉とともに真の覚醒を迎え、その姿を闇の書の意思に変えていくはやてに目を向けることなく切嗣は吸殻を放り捨て踏みにじる。
そして、誰にも届かないように小さな声で謝罪の言葉をつぶやく。
「ごめんね、はやて……。僕は―――正義の味方なんだ…ッ」
正義の味方は味方をした方しか、正義に含まれる人々しか、救えない。
例え最愛の娘であったとしても、正義に含まれないのなら容赦なく殺す。
それが切嗣の信じる―――正義の形だ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ