エイリア学園
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「ひいい…ま、待ってください!僕らこの間やっと同好会から部に認められたばかりなんです、他の学校みたく強くなんかないし…!」
「勝負をするのかしないのか?返答なくば今すぐお前達の学校を破壊する!」
「待てぇぇぇっ!!」
「ら、雷門中のキャプテン!?」
傘見野中へ到着した円堂達雷門イレブン、そこにはちょうど宇宙人達に脅されている傘見野イレブン達の姿があった。すぐさまそこに円堂達が割って入り、傘見野イレブンに代わって雷門イレブンが宇宙人達と戦うことになった。
「ちょっと待って!雷藤君も豪炎寺君も一之瀬君も土門君もいないのよ!現状では染岡君のワントップになるわ、大丈夫なの!?」
「問題ねえよ」
自信満々にそう言いきる染岡。
仲間としては頼もしい限りだ。
「お前達の名を聞こうか!俺達は雷門中サッカー部、俺はキャプテンの円堂守!」
「お前達の次元であえて名乗るとすれば…エイリア学園とでも呼んでもらおうか。我がチームの名はジェミニストーム…我が名はレーゼ!さあ、始めようか」
「絶対に負けない!」
「地球にはこんな言葉がある…、キジも鳴かずば撃たれまい」
ピイイイイッ!!
「よし…!行くぞ宇宙人!」
「……」
「…?ちっ…!舐めやがってぇッ!!」
ついに試合開始のホイッスルが鳴り、猛然と敵フィールドへ突っ込んでいく染岡。
ところがジェミニストームの選手は、染岡のドリブルを棒立ちのまま眺めるだけで動こうともしない。
これに腹を立てた染岡は、渾身の力でドラゴンクラッシュを敵ゴールめがけて発射する。
「ドラゴンッ!!クラアアアッシュ!!」
スパアアアアン!!
「な!?」
ジェミニストームのキャプテン、レーゼがドラゴンクラッシュを左膝で完全に威力をシャットアウトするとそのままダイレクトでレーゼはゴールにシュートを放った。
「マジン・ザ…!」
バッシャアアアアアッ!!
「うあああーっ!!」
シュートに気づいた円堂がマジン・ザ・ハンドを使おうとしたものの、構えた時にはボールはゴールに突き刺さった後だった。
アフロディのヘブンズタイムを髣髴とさせる異常な宇宙人のスピード…まさに化け物だ。
「や…やつら…なんて動きなんだ…!」
「こ、これが…宇宙人のスピードなのか…!?」
まるで常時クロックアップ状態のようなジェミニストームを相手に、雷門イレブンは全くなす術もなくゴールを量産されてしまう。
なんとかして点を取り返そうにも、ドラゴンクラッシュが通じなかった以上もう使えるシュートがない。
すでに取られた得点は12点…その間ゴミクズのように吹き飛ばされ続けた雷門イレブンは、また世宇子戦のように負傷者が続出
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ